にいさんの しらしんけん☆

島ないちゃーの劇団員。上村洋さん 通称にいさんのブログ。
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公開討論会での【女性政策】における驚きの回答⁉︎について振り返る。(沖縄県知事選 公開討論会でのやり取りについて)



http://haruniy.ti-da.net/e10694289.html

(↑沖縄県知事選 公開討論会に参加して・その1 まず最初に言っておきたかった事。)



http://haruniy.ti-da.net/e10697869.html

(↑その2 会場に怒号が飛んだ瞬間・・)




あの討論会のすぐあとに、討論会の様子を気にかけてくれていた友人から問い合わせが入りました。

「この佐喜真さんの発言は本当ですか?」と。

議題が【女性政策】に及んだ際の佐喜真候補の回答になんと、

「女性の質の向上をめざす」

「女性の能力は上がってきている」

という物凄いフレーズが並ぶ投稿がネットに上がっているというのです。

このような超絶上から目線で女性蔑視丸出しの発言を自分は聴き逃していただろうかと、そして、いかに自分が佐喜真さんに対して批判的であったとしても、発言の言葉尻や単語を切り取って作為的に拡散する行為だけはこれは普段から「やってはならない行為」だと思い続けてきた人間として、まず自分の書いたメモを基に自分の記憶と付き合わせながら振り返った上でお返事をさせてもらいました。(結果、私も良い振り返りが出来ました。ありがとうございました!たぶん 翌日の新聞記事でのまとめよりは一歩踏み込んだチェックになってるかも?)

その私のメモを基にこの「女性政策」についての佐喜真さんのコメントを振り返りますと、

まず 司会の島田さんからこの質問を振られた佐喜真さんの第一声が「まぁ・・」(まぁ これはですね~ の 「まぁ」)の後に言葉がすぐに出てこない-ということにまず軽く驚きました。

他の経済政策は(たとえそれがザックリとして抽象的な主張だったとしても)即熱っぽく御自分なりの答えが返ってきていた佐喜真さんが、この件については、普段は特に「女性をめぐる問題」について深く考えてないんだなということが伝わってきてしまったように感じました。

この「まぁ・・」の後に語られたのは 宜野湾市の職員にも女性の人材が増えてきている-と。その宜野湾での女性人材の話しの流れの中での 「女性の能力・パワーが上がってきて」という発言になっていますが、やや無意識の⁉︎上から目線での(いや、皆の上司として-ということにしておきますか・・)うちの女性人材も頑張ってるんですよ~ という佐喜真さんなりのポジティブなニュアンスとして言っているのであろうと受け取りましたが、しかし(総体的にみて)「女性の能力があがって」という表現は問題視されてしかるべきですよね。

間の細かな具体性が欠けた中での「女性の人材」が増えてきて「質・能力・パワーがあがってきた。これからもこれを支援したい」という意味の御説明では、

これを要約すると『女性の質と能力があがってきた』『これをもっと伸ばしたい』というふうにまとめざるを得ないようにも思います。

ここは、ネットや新聞でチェックされた方はこの要約を読みギョッとするのも無理からぬことで、そう取られても仕方のない発言を佐喜真さんは今回(うっかり?)してしまったということ。それは、単に「言葉尻を切り取って」では済まない発言になってしまっていることはここに記しておきたいと思います。

佐喜真さんの発言からはことさら「能力が上がって」とか「通用する人材」というようなワードがやけに耳についた印象が強いのですが、例えばこれは若者に対しても似たような「視線」を感じました。そうしたやはり出て来るワードで「通用する人材」の頭に「アジアで」「世界で」という言葉も又やたら出てくるのが気になりながら聴かせてもらいましたが、代表例に具志堅用高さんの名前ををあげるなど (!)県民の「みんなの幸せ」とか「豊かな社会」とかいう話しではなく「超一流志向の 自慢の出来る人材を排出したい!」という話しの中身になっているように思えてしまって、そうした話しの文脈の中での「女性人材も育ってきてるよ」的なニュアンスが ちょっと鼻につきながらこの時は聴いていました。「佐喜真さんは えらい人なんですね~ 」って思われちゃいませんかね~?

きっと彼を擁立した人たちの意識・考え方の【集合体】が あの佐喜真候補という姿なのだろうな~というのが私の印象でございました。




ちなみに玉城デニーさんについて同じく【女性政策】についての答え(同じく私のメモを基に)に触れますと、まず最初に(そして実に淀みなく)デニーさんが口にした事は「私は母子家庭で育ちました。私の母はひとりで私を育ててくれました」そしてそのようなシングルマザーや大変な思いをされている女性の為の環境を整えるということの重要性を、ネグレクトや子育ての現場での深刻な問題に関連付けながら語りました。

この日に語られたあくまでもこの件に関するおふたりの認識について言わせてもらいますと(佐喜真さんには申し訳ないけれど)デニーさんと佐喜真さんとの間では、あまりにも大きな差を感じざるを得ませんでした。





(↓今回の選挙で出回る【デマ情報】に注意です!)

http://haruniy.ti-da.net/e10699485.html





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Posted by にいさん at 2018年09月09日   15:08