にいさんの しらしんけん☆

島ないちゃーの劇団員。上村洋さん 通称にいさんのブログ。
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ガラスの家 最終回


恐面白い とこちらで紹介してきたNHKドラマ「ガラスの家」が最終回を迎えました。

前半のドキドキが大きかった分?最後は、安心と肩透かしとが相半ば といったところでしょうか・・。ある意味意外なラストではありました。

難しいなと思ったのは登場人物の行動線です。子どもっぽさが残る弟が司法試験に受かった途端?一気に大人の男の逞しさを見せたかと思うと、エリートで一直線な 恋も仕事もバイタリティ溢れる兄貴は、父親の策略に潰された途端 絵に描いたような腑抜けに成り下がり・・という描き分けは、それ自体はドラマチックではあるのですが、そこにリアリティを持たせる というのは容易ではないな と思いました。(大概の人間は、そこまで脆くも 又は賢くもなれないのではないか?とひねくれた僕は思ってしまうという(^_^;)つまり実際の人間はどちらにも振り切れないドラマ的ではない存在とも言えるかもしれない・・?しかしそこに僕はリアルな滑稽さやおかしみも感じるのですが・・)

新たな一歩を歩き始めた黎さんの強さとのコントラストを出す方向性なのかもしれませんが、まさにその為に ストーリーの為に こんなして描いているな と思ってしまった時点で、ドラマのリアリティが半減してしまうようにも思いました。むしろそれまでの展開に(人物の行動線にも)一定の共感を感じてきただけに、更なる期待を膨らませてしまったようです。


しかし9話という制約の中で、最終回に一気にストーリーをあそこに持っていき着地させた という手腕に敬意を示すべきでしょうか。せめてあと2話くらい使って、あのフランスの岬に至る二人の心の動きを追ってみたかった。さらにその後の結末を もっと素直に受け止められるようなドラマを見たい(>_<)と思いながらの最終回でした。


しかし・・そこまであえて書きたくなったのは、このドラマの世界の魅力故です。前半から中盤のドキドキ感はたまりませんでした。

実際に井川遥みたいな人が家族に現れたら・・みたいな妄想を働かせる楽しさを 味合わせてもらったそんなドラマでした(^_^)


ほんとに現れたら、どうしよ・・(;_;)逃げる・・?






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Posted by にいさん at 2013年10月30日   00:53