にいさんの しらしんけん☆


 https://haruniy.ti-da.net/e11328291.html

↑こちらは先日の木村英子さんの国会初質問。


https://haruniy.ti-da.net/e11330816.html

↑そして舩後さんの初質問も。



驚いた事には立憲民主党の枝野幸男代表がTwitterにて「党派を超えて、数年に一度の凄い国会質問」だと絶賛していた程の、先日の参院予算委員会での田村智子議員の質問が大変話題になっています。

個人的には、日本共産党の田村智子議員は、今最も鋭い追求力を持った議員さんのひとりだと思っていますが（ラジオと新聞では-さすがに重要で無視までは出来ないと？-少しばかり取り上げられてはいるものの、テレビではあまりに扱いが小さいかゼロに近いようなので）もっともっと多くの人と共有したく思います。先日取り上げさせてもらったれいわ新選組の木村さんと舩後さんの質問同様、注目されて欲しい国会質問だと思いました。

あの例の-安倍晋三首相が各界の著名人を招いて行われる『桜を見る会』の規模が年々凄い規模にエスカレートしている問題。（もちろんこれ我々の税金を使って行われている事ですよ）

田村議員の追求に大臣はまともに答えられない、主宰者の安倍さんはまさかの「他人事」という態度に終始（招待者の選考までは私の預かり知らぬ事で、又個人情報に関わることなんで〜-って）案内の封筒は内閣府がひとりひとりに宛てて発送するものでありしかも地元下関の議員の後援会の皆さんが団体で-地元山口県からは850人が参加したと-貸切バスまで用意されてホテルから新宿御苑に向かった楽しいイベントであったと。安倍総理夫妻との記念撮影まで行われた様子が地元議員や同党閣僚経験者のblogやSNSなどで情報がダダ漏れ状態なんですけど。（個人名は言えない、文書は破棄して検証出来ない-という内容の答弁が滑稽に見えて仕方がないという・・）

ここに呼ばれる人たちというのは「各界で活躍をされた功績ある人たち」ということですが、明らかに「総理への支援に功績のあった人たち」（及び、それさえも関係なさそうな地元のお仲間の人たちまで・・）ではありませんか？それもどんどん規模が大きくなっていくという。

2014年の「桜を見る会」参加者が1万3700人で支出額3005万円、予算の1.7倍。ここから伸び続けて、今年は参加者1万8200人、支出額5520万円、予算の3倍を越える規模に。そしてなんと来年度の要求額が・・5730万円（！）と。

田村議員の質問に対する政府答弁として（予算・規模が増えてきた理由に）テロ対策等という説明もあったのだけれど、実際には「支出内訳見て下さいよ」と畳み掛ける田村さん。一番経費がかかっているのは、飲食物提供！？実は案内状も、実は2.5倍に増えているとの話し・・。

その、案内された先は例えば安倍晋三首相の地元、山口県下関市の自民党議員の後援会の皆さん。他、安倍さんに近い有力議員の地元の後援会員等地元有力者の皆さんまで。

普段から安倍シンパと呼ばれるタレントや作家さんのみならず、凄い規模の招待客を『我々の税金』を使ってやっていた上、それを更に規模を大きくしようとしている-という話し。


安倍さんの後援会や支持される皆さんが会費を出し合って自腹でやるなら別にどうぞご自由にって思いますが、これはいくらなんでもなくないですか？

我々の税金で今度は5730万円で「総理を囲む支援者の集い」をやろうとしているわけです。（ちなみに民主党政権下では「桜を見る会」は3年間で一度だけ。予算規模もまるで比べ物にならないものでした。それさえも、なくていいんじゃない？って思う私でありますが）


50%を切るレベルの低投票率によって支えられた（つまり無関心層と財界・巨大企業の組織票によって支えられた）長期政権というのは、国民の監視機能が弱くなると共に政治の質の劣化を招くことに繋がっていく事になると思います。「野党がだらしないから」なんていう常套句を言ってる暇があったら野党議員の良い働きがあれば大きく取り上げて国会への注目を社会全体へ広めていく努力をひとりひとりがやっていく事が社会に変化をもたらす事に繋がっていくと私は思っています。






iPhoneから送信