にいさんの しらしんけん☆

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福岡市が市民の個人情報を本人の同意なく自衛隊に差し出すというはなし。



経済的徴兵制 という言葉が、まず頭に浮かんできました。

昨日、弁護士の後藤富和さんのSNSを読んでて驚きましたよ。

何の法的根拠もなく、ましてや本人の同意さえもなく、福岡市が 市民の個人情報を自衛隊に差し出すという・・

高島福岡市長

なんなんすかこれ?

ちょっと なくないですか?高島市長。

福岡市役所で昨日、『個人情報保護審議会目的外利用等審査部会』というやたら長〜い名前の会議が行われたそうなのですが、何百人と詰めかけた市民のうち、中で傍聴出来るのはたったの5名だけ???後藤さんの話しによると、審議会の委員からは異論が相次いだにも関わらず、積極的に賛成する声さえもなかったのにも関わらず?挙手も取らずに「提供可」の結論に?????ってちょっと意味わからないんですけど((((;゚Д゚)))))))(本当に驚きますよね・・挙手もとらずに、これなんの為の審議なん?)これが大勢の市民がまるで会議室から締め出されたかのような形で、採決もとらず?市の職員が一方的にこれ決めたん???

だったとしたら大問題ですよ。

対象者約3万人の中から4813人を「自衛隊職員」が抽出して手書きで書き写していたと。そして、市は「どういう基準で選出していたのかわからない」との事。なぜか東区だけは18歳だけでなく22歳も抽出していたと。今後は18歳、22歳全員のデータをそのまま提供する。福岡市はCD-ROMでそれを渡すと。

さらに言うと、その個人情報は、

「閲覧→提出→電子媒体の提供」

という3段回で行われることになりますが、その間に『情報の流出』などの危険があるのではないかとの委員の指摘に対し、福岡市職員は「リスクはない」と言い切ったそうです。


情報流出の恐れは心配ないと。


その言葉。そのまんま信じられると思いますか?職員さん。そして高島市長。



これは「公益上の必要」であると。

若者の個人情報を勝手に自衛隊に渡しておいて、それがどういう基準で選ばれたものかもわからない。間がまるでブラックボックスで情報流出の危険があるかどうかもチェック出来ない。(いや、チェック出来ない時点で「危険がある」と捉えざるを得ないと思うのですが・・)

こんな理解に苦しむやり方でこんな事を決められて、「問題にするな」というのはそりゃ無理な相談でしょうよ。


実は、以前からも(ごく私的な皮膚感覚なんですけどね)「自衛隊からの募集の 圧」!が凄くなぃか(⌒-⌒; )とは感じていた事なんです。それは福岡に住む前から。那覇に住んでた時にもポストに「自衛隊に入らないか?」というチラシが入れられてギョッとさせられたり、別府の実家でも自衛隊のPRが温泉祭りのパレードでも派手にやられていたり(ブラスバンドとかならまだわかるんだけど、パレードで自衛隊の装甲車って、あれはちょっと引いた・・)過去には、経済的に厳しい家庭の若者に狙いを定めて声を掛けていたことなども「経済的徴兵制につながる懸念がある」として問題にされた事もありました。

自衛隊には知り合いもたくさんいるし、別に自衛隊に喧嘩を売りたいわけでも自衛官の先輩とややこしいやり取りに発展する事も全く望んではいません。

ただ、この福岡市のやり方は とても賛成出来ないという事。

何の法的根拠があって、本人の了解もなく個人情報のやり取りができる事の正当性が説明出来るのでしょうか?

高島市長には、このような行いをやめていただくように切にお願いいたします。










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Posted by にいさん at 2020年02月08日   09:22