にいさんの しらしんけん☆











http://www.beppu-bluebird.info/schedule.html


（別府ブルーバード劇場で映画【僕は猟師になった】を観ました。ドキュメンタリーの為、特にネタバレ等は基本気にせずに書きます。なお、別府ブルーバードでは本日11月5日が上映最終日となりました。）


千松さんが けものみち を歩き続ける。

罠を仕掛ける。

くくり罠にイノシシの足がかかった。

獣は命の限り抵抗する。

命の限り、叫び声をあげる。

千松さんは冷静に木の棒を振りおろし、動きが止まったところを仕留める。

彼は涙目になっているように見えた。


その過程が（そんな彼の日常が）ドラマでした。

親子で獲物を解体。

その体の全てを（命を）無駄なくいただく。

イノシシの骨で豚骨（猪骨か）スープを作り、家の庭でとった葉野菜（ネギ？）を添えて猪骨ラーメンを食べる。

なんて美味しそうなんだ。


子どもの頃、キャンプに行った時に、大人の人が目の前で生きてる鷄をしめてさばくところを見せられてから、それからしばらく（記憶では2年くらい）鶏肉が食べられなくなったことがありました。

しかし、この中に出てくるイノシシも鹿も（雀の肉も！）とても綺麗に見えてしまうのは自分が残酷になったから？それとも千松さんのさばき方が鮮やかで、何よりも命への敬意がこもっていたからだろうか？

残酷さよりも厳粛さをそこに感じる自分がいました。

しばらく食べられないどころか、この映画を観たあとでは、もう2度と、肉を残しちゃ駄目だと思いました。












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