にいさんの しらしんけん☆

島ないちゃーの劇団員。上村洋さん 通称にいさんのブログ。
てぃーだブログ › にいさんの しらしんけん☆ › 「アイモコの音楽農園」(ROKブログ大賞エントリー記事)

「アイモコの音楽農園」(ROKブログ大賞エントリー記事)

「アイモコの音楽農園」の放送がスタートしたのは2007年の秋だったでしょうか。

あの時は土曜日の夜7時から。(今は土曜日の朝11時からです。)

僕が沖縄にやって来た前の年に、2人のハルサーミュージシャンは沖縄で活動をはじめ、翌年にはラジオ沖縄で番組を持つようになっていました。

ハルサーという言葉は、僕はこの2人のミュージシャン・アイモコから教えてもらうまで知りませんでした。

そもそも農家をしながら音楽活動をする人なんて、僕の周りには見た事がありませんでした。最初は物珍しさと、モコさんの見事な話芸に誘われて-興味を持って曲を聴き始めたのが、気付くと2人のライブの追っ掛けのような事をしているくらい、この2人の事とこの番組が大好きになっていました。(又、同じ九州出身で沖縄に嫁いで来たモコさんには、勝手に親近感のようなものを持っていました。今では地元の人たち以上にウチナーンチュに見えますね(^_^))

パパイヤの汁が傷にしみた事は僕にはない。「しに難儀」と思う以前にラッキョウの皮むき自体した事がない。そして道端でアフリカマイマイさえも見た事のない都会育ちの?自分が(しかし、草刈機のエンジンがなかなかかからなかった経験は、何故か ある・・。)いつのまにか、アイロウさんとモコさんの 2人の歌の世界にどっぷりとはまっていたのです。

歌というのは、想像をかきたてるもので、深い共感を呼び起こすものであると、僕は2人の歌に教えてもらった気がします。歌の魅力・楽しさをこの2人に教えてもらった気がします。

そして、音だけで訴えてくるラジオというメディアの特性も手伝って、音と言葉の力が こんなにも聴き手の想像をかきたて気持ちを震わせる力を持つという事を知りました。この事は、僕にとっては決して小さくはない発見でした。

とにかくこの2人のユンタクと歌と、そしてユンタクはとにかく楽しいのです。やはり2人のライブにおいても、楽しいユンタクと楽しい歌。そしてユンタクの楽しさはたまりません♪(ん・・ユンタクを 多く書いている?)

あれから8年ですか?2人はめちゃくちゃ人気者になりました。テレビにも引っ張りだこになりました☆もしかしたら、2人の見る世界はあるいは変わってしまったのかもしれない。

でも、2人は変わらず以前のままのモコさんとアイロウさんです。「アイモコの音楽農園」も以前と変わらない「アイモコの音楽農園」です。いやむしろ、曲のレパートリーも その歌の幅も広がり、磨きがかかり(ユンタクにも更に更に磨きがかかり・・)魅力は更に増していると言えるかもしれません。

仕事で訪れた幼稚園では2人の歌「ウチナーグチ数え歌」がかかっている風景も今では珍しくはありません。そんな、今や県民みんなに愛されている2人の番組が土曜の朝に聴けるというのは、今や僕の日常に欠く事が出来ないものであり、僕の幸せでもあります。





(ROKブログ大賞エントリー記事。)




















iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2015年06月19日   00:21