にいさんの しらしんけん☆

島ないちゃーの劇団員。上村洋さん 通称にいさんのブログ。
てぃーだブログ › にいさんの しらしんけん☆ › 2019年11月

ブルーバード映画祭☆当日券間に合います!!(明日が最終日(≧∀≦) )


http://www.beppu-bluebird.info/

別府ブルーバード映画祭☆まだ当日券があるそうですよ!(((o(*゚▽゚*)o)))(明日最終日の前売り分は完売したそうです。)

※当日チケットは1500円。

そして、

映画祭は明日までだからっヽ(;▽;)ノ

上のサイトからチェックして、観たい作品を選んでご覧になってくださいね(≧∀≦)

自分は大分での用事済ませて間に合うやつを観るつもりです(=゚ω゚) でも、父親の話しでは、映画館の前に行列が出来てたらしいから(汗)あんましギリで行くと見られんくなるかもですヽ(;▽;)ノチケットを買うまで安心出来ない(涙)

だから、早めに皆さん、映画館に行っときましょ〜〜(≧∀≦)


しかしまぁ、先日まで「チケットがまだ売れちょらんのやっ((((;゚Д゚)))))))」というSOSをキャッチした時から思えば、大いに盛況なのは何よりですよ(^_^)



チケットはよ並んで買わなきゃっ((((;゚Д゚)))))))(笑)(内心・・空いててくれたら当日も焦らずゆったり観れるね〜 なんてことも半分くらい思っていた自分が甘かった(泣)(笑))



↓ブルーバード劇場の思い出と映画祭の呼びかけ。

https://haruniy.ti-da.net/e11348271.html




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Posted by にいさん at 2019年11月30日20:42

大沢在昌【鮫島の貌】新宿鮫短編集


https://haruniy.ti-da.net/e11337937.html

↑最近読んだ本から。


(ネタバレは気を付けながら書けとドラゴンからの伝言だ。また鮫が嗅ぎ回ってるらしい。しくじった時には、もう電話はこない。それだけだ。ドラゴンに認められたければ、ネタバレせずに記事を書け- だと。
ヽ(´ー`) )



20代の頃【新宿鮫】という小説に夢中になりました。

新宿署で孤高を貫く刑事・鮫島。いわゆるキャリア組の中でも抜群に優秀な警察官であったはずの彼が、ある警察内部の抗争に巻き込まれ(まるで堕天使の如く?)飛ばされた先は、なんの因果か「眠らない街」新宿の警察署。そこで一刑事として働き続けることに。(階級は警部だが。新宿署の一刑事に。)普通、刑事は組で捜査をするが、鮫島はいつもひとり。誰も寄り付かない。鮫のように音もなく獲物に接近し、そして「噛む」。業界の暗黙のルールやしきたりもお構いなしで街の犯罪者をしょっ引いてくる彼を恐れたのは街の犯罪者たちだけではなかった。同業者からも畏怖され?遠ざけられ、常に孤立する彼はひたすらヤバい事件に身を投じていく。

相手は世界最強の暗殺者や改造銃の天才、毒殺のプロフェッショナルに外国人犯罪組織を裏で操る謎の男。ヤバすぎる奴ばかり。時には、『これ、どっちかって言うと「ヒーロー案件じゃね?( ゚д゚)?」』っていう感じ。(笑)

静かな犯罪捜査劇から「今度は戦争だ!」という話しや必殺仕事人かよ?というものまで(笑)話しのバリエーションも毎回趣向を凝らしていて「次はどう来る?」という期待でワクワクさせられるんです。


この作品がきっかけで、大沢在昌の作品を貪るように読んでいた時期がありました。

【新宿鮫】シリーズは【風化水脈】まで読んで、しばらく「もう新作は出ないのかな?」と思っていたら、なんと2006年に【狼花】が出版されて、ちょっと経ってから購入したのですが、積ん読状態のまま10年近くが経過し・・(笑)先日やっと読もうと思って本棚を探ったところが(引越しの時にどっかに紛れたんだと思います)紛失してしまっている事が判明(汗)結局今日まで【風化水脈】から約20年(!)鮫島から遠ざかっていたという・・

それで先日(探し続けるのも難儀だと思い・・)また買って読むかと思って本屋さんで手に取ったのがこれです。

【鮫島の貌(かお)】

新宿鮫のスピンオフか!

短編集なのだが、なんと驚愕の共演者が・・

冴羽獠。

両津勘吉。



作者も作風も何から何まで違うじゃなぃかっ(≧∀≦)(笑)

鮫島と彼らがどう絡むのかは読んでのお楽しみです(^_^)

なかなかしっかりと新宿鮫の世界に落とし込んでいて、彼らのファンをも裏切らないつくりになってて感心しましたよ。

先に書いたように短編であっても一作一作が趣向を凝らしていて話しのバリエーションも多彩。タイトルの通り、鮫島の様々な顔が見られる新鮮なエピソードが詰まっています。

まるで、大人の絵本の読後感みたい。

ハードボイルドなのに。

新宿鮫なのに。

ほっこりした(笑)



新宿鮫とはそうだよな。こんな作品だったよな。と思いながら、今の-47になる-自分として改めて作品に接してみた時に考えさせられたこともあります。

(実際の警察組織の内情は知りませんが)組織が腐っていく中で、社会も(第一作からは)目まぐるしく変化していく中で、そこで「自分」を保ち闘い続けていくことの意味について。それは小説の中だけではない事柄。人間は、急激な変化や相入れないやり取りを繰り返していく中でなにがしかの変容を余儀なくされたり妥協したり、あきらめたり、そんな事が多かれ少なかれあるような気もしています。

これはそこで決して「自分」を曲げない、妥協しない男の物語。

眠らない街で疲弊し、自分を見失いそうになった時、窮地に陥った時には、あ、今はもう XYZと書き込む掲示板はないのか?

じゃあ、新宿署を訪ねるといい。もしくは本屋さんの光文社文庫の「お」の棚を探るといい。

今も「あの時と」変わらない姿で犯罪を追い続ける男がいるはずだ。


それから、最近広まってる都市伝説のドラゴンの噂には 気を付けろ。





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Posted by にいさん at 2019年11月29日22:47

国交相裁決の違法性訴え。(国は軟弱地盤に反論出来ず。)



https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1032393.html

↑【国交相裁決違法性訴え 辺野古抗告訴訟、知事陳述 「実体的審理を」 国「県の訴え不適法」】の記事。


『山口裁判長は、県が訴状で今回の提訴が適法だと主張した根拠に対する反論が不足しているとして、国側に主張の追加を求めた。』(記事より)とあるように、県が示した「軟弱地盤」の問題に国は触れることなく(つまり反論出来ないようです)過去の別の事件の判例を持ち出して正当性の主張を展開したと。

酷い話しですよ。そもそも行政不服審査制度とは本来ならば行政の処分に対して私人(一市民)でも不服申し立てが出来る制度。それを国が「私人になって」?県を訴え(国の機関が訴えてそれを国が審査するなんてこんなめちゃくちゃなアンフェアな構図が認められるんですか!?)適法であると共に県民の圧倒的な声を受けた「撤回」を取り消すなんて、およそ民主主義の国の政府の所業とは思えない。

更には、当初の工事の想定にはなかったマヨネーズ状の軟弱地盤の問題が浮上してきている事に対して国は語る言葉を持たない。しかも過去に前例の無い工法による建設工事になるというとんでもない実態が明らかになりました。(そして、とんでもない額の我々の税金が投入されることになる・・)

なんとしても、止めなければならない。

この「国交相裁決の違法性」を訴える訴訟にも注目していきたいと思います。







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Posted by にいさん at 2019年11月28日21:20

don't be back. 映画【ターミネーター ニュー・フェイト】


https://haruniy.ti-da.net/e11331824.html

↑全てはここから始まった!【ターミネーター】第1作。


https://haruniy.ti-da.net/e11341305.html

↑「地獄で会おうぜベイビー」の正しい使い方が学べる映画。そして【ニューフェイト】の前日譚。【ターミネーター2】


「ネタバレは出来ないようにプログラミングされている。」

「もし何か情報が漏れた時は、それはバグか、もしくはプログラミング上のミスだ。」

「既にあらすじやサイトで書かれた事については容赦なく書け-と司令を受けている。」

ダダンダンダダン♪


かつて、命懸けの闘いで絶望という名の「未来」を変えてみせた母と子に、今度は別の「未来」が襲ってきた。

未来は変えられる。

しかし変えた「未来」がより良いものなのかどうかはまた別の問題であり。

目の前の絶望を退けたらまた「別の絶望」が迫ってきたら?

3とも4ともジェニシスとも違う時間軸の物語。

今回の主人公は3人の女性。

3人は「聖母」なんかじゃない。

血の通った人間で。女性で。それぞれが「ひとりの戦士」。

ダニーは単に助けられるべきヒロインじゃなく(狙われながらも)意志を持った戦士。

それを、カールおじさんが暖かく見守るという話し。(って、誰がカールおじさんだよっ(⌒-⌒; )とは思った(笑))

しかし新たに迫り来る「未来」はかなり手強い。

REV- なんて型式 これまでのターミネーターにあったか( ゚д゚)!?いや、

こいつはスカイネットが送り込んで来たやつじゃないのかっ!!

液体金属。骨格と外皮が分かれて活動する?

T-800など過去のテクノロジーに。

逃げられない状況。

馬鹿でかいトレーラーや特殊自動車に繰り返し追われて、また追われる。一旦破壊しても無傷で復活して襲ってくる。こちらの肉体は次第に満身創痍になっていき・・

未来が変わっても「いつか見た」デジャブのような場面が繰り返されていく。

地獄だ。

でもそんな事って、それに似た事って。ないですか?

乗り越えても乗り越えても追ってくる現実の痛み。体の傷はすぐには癒えない。心の傷はもっと深く内部に沈澱して積もり積もって、ダメージは一層深くなる。

血の通った人間は、脆い。

強くあれ という言葉が私は普段はあまり好きではありません。

しかし 弱さが即命に関わってくるような現実があったらどうするというのか?

今、自分の生きる「世界」は、弱いまま生きるには過酷だ。それは認めないわけにいかない。

せめて、気持ちだけでも、考える力だけでも手放してしまったら、たちどころにREV-9の剣に貫かれてしまう・・(!) 



キル・ボックスに奴を誘い込んで倒す。



「新たな絶望」に罠をかける。

しかしもし、それが突破されたら?

切り札は憎しみを超えて共に闘う勇気。人が戦士に変わる時の覚醒力。そして(第二作で描かれたAIでも人の心を学ぶことが出来るという-その)学習力か。

直前に1と2を観ていると より物語を受け止めやすいかもしれません。彼は時間をかけて、学び続けていったんだと思う。(ジェニシスでは充分に受け止めきれなかった彼の年齢経過が、今回は次第に素直に入ってきたように思います。)人間の心なるものを学び、そして機械が「悲しみ」を自覚するようになっていった?

これは、世界中の女性たちが「守られるべき存在」「聖母幻想」から解き放たれる物語かもしれないと同時に、世界中の「カールおじさん」にも観て欲しい映画。

機械でも学ぶことができる?

どんな罪深い人間でも?

過ちと向き合う心を。


これは単なる1と2の掛け合わせなんかじゃない。

そして、過去の彼はもう、戻ってはこない。





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Posted by にいさん at 2019年11月27日21:09

 『不都合な真実』は皆シュレッダーで処理ですか?(「桜を見る会」の招待者名簿が・・)


https://mainichi.jp/articles/20191126/ddm/005/010/100000c

↑毎日新聞電子版より。


「桜を見る会」の招待者名簿がシュレッダーで処理されたって???

都合の悪い文書は即廃棄ですか?

それを野党議員団が「視察」をさせて欲しいと求めると拒否をする-って・・

いくらなんでもこれは「探られたくない案件」だって認めてるようなもんじゃないですか?

内閣府って、なんなんすか?

これじゃ、隠蔽体質と言われても仕方がないですよ。





↓問題のマルチ商法企業までが「桜を見る会」へ・・

https://haruniy.ti-da.net/e11351625.html



「桜を見る会」をめぐる公的行事私物化問題(その1)田村智子議員による追及。↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11332801.html




「桜を見る会」について(その2)↓↓


https://haruniy.ti-da.net/e11335407.html




「桜を見る会」について (その3)↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11336683.html




「桜を見る会」について(その4)↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11343758.html





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Posted by にいさん at 2019年11月26日23:06

悪質なマルチ商法までが招待を?(桜を見る会の実態が日々明らかに・・)


https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-26/2019112615_01_1.html

↑高齢者を標的にしたマルチ商法を展開し、行政処分を何度も受けている企業で、6都県警が特定商取引法違反容疑で捜査されているという-そんな企業が『安倍総理主催の「桜を見る会」に招待されたこと』を宣伝に利用していたことがわかりました。

「桜を見る会」の税金の私物化ぶり、その(税金を使った)巨大な後援会活動と化している実態を追及し、世間に広めてみせた田村智子議員が昨日の参院行政監視委員会で新たに追及を行いました。

誰が何故、そのような企業の会長を招待したのか?と。


我々の税金で・・



『同社が出資者や顧客獲得のための説明会で、招待状や受付票の画像を添付し、「山口会長に『桜を見る会』のご招待状が届きました」とうたった資料を使っていたと指摘。「14年にはすでに消費者庁から行政指導を受けていた同社の会長が、15年の桜を見る会に招待され、招待状が同社の『信用』を示す資料として利用されていた」と強調し、「誰が、なぜ招待したのか」と』(しんぶん赤旗記事より。)

この事実を見過ごしに出来なかった人物による内部告発が(団長!こと)大門実紀史参院議員の事務所に寄せられたのです。

この際、事実を全部明らかにしときましょうよ。

これはもう、揚げ足を取るとか「くだらないことに」なんて言ってるレベルの話しではありませんよ。

我々の税金を使った私物化及び倫理的な問題を問われる企業までが一緒になって支え合っているようなそんな政権ならば(その会の主催者である総理大臣ならば)きちんと事実を明らかにして、それが問題あることならばきちんと責任を取らなければならない事柄です。

もし事実ではないのならば、それを堂々と国会の場で証明されればよい。

問題ないとか、「個人に関する情報だから」などと言って真正面から問いに答えないという姿勢は許されない-そんな事柄だと思います。


田村議員は、この「会」への推薦者は、政府の決裁行為なしに事実上チェックなしで招待されていたと強調しました。

『「この野放図な招待により、複数回にわたる行政処分を無視して被害を拡大してきた極めて悪質な会社の会長までが招待されている」と厳しく指摘し、徹底調査を重ねて求めました。』(同記事より)







「桜を見る会」をめぐる公的行事私物化問題(その1)田村智子議員による追及。↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11332801.html





 「桜を見る会」について(その2)↓↓


https://haruniy.ti-da.net/e11335407.html





「桜を見る会」について (その3)↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11336683.html




「桜を見る会」について(その4)↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11343758.html









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Posted by にいさん at 2019年11月26日17:54

ともしびの言葉と呪いの言葉。



https://haruniy.ti-da.net/e11206863.html

↑ともしびの言葉と呪いの言葉。そしてご飯論法-の記事。


体の(気持ちも?)ダメージが取れない時に、ネガティブな報道やネットに飛び交う負のエネルギーに満ちた言葉に触れると余計にまいる事ってありますね。

逆に、そのネガティブな言葉が飛び交うネット環境においても「そうではない言葉」に力を貰うこともあるのです。

自分の場合、普段ひとりで動いている事が多い生活なもので、ひとりで煮詰まっては這い上がって-を地味に深刻に?繰り返している気がして、滑稽に思えてきて仕方がありません・・

最近は面倒な人に(ネット上で)絡まれることも滅多になくなりましたが-というか、距離をとるようになったから-それでも時おり「呪いの言葉」を用いたdisを目にする事も(仲間たちの拡散に乗ってうちのTLに上がってくる時がね(⌒-⌒; )でも、それが無視出来ない情報だったりすると そうせざるを得ない気持ちも理解しますし、むしろ、蓋をするよりも良い場合もありますからね。ただ、時々、それをタフに受け止める気力が失われていると 一旦OFFにさせてもらうことも最近・・)

上に貼った記事の上西さんの講演では、その「呪いの言葉」と共に、「ともしびの言葉」「湧き水の言葉」というものも紹介されていました。

「呪いの言葉」もそれはそれで、「これは呪いの言葉なんだ」と客観視する事によって、その呪いの縛りを解くという効用があります。又その事によって(それは国会審議の場だけではありません)社会に蔓延るセクハラ、パワハラ、アカハラ、あらゆるモラハラを可視化させて木っ端微塵のくるくるぱーにする働きがあるので、覚えておいて悪くはない言葉だと思います。

そして、「ともしびの言葉」「湧き水の言葉」とは、その相手の心に小さな火が灯るような、暖かい気持ちにさせる言葉だったり、

相手の心の奥底からポジティブなものが湧いてくるような。そんな気持ちにさせられる言葉。

こんな言葉が、もっともっと溢れる日常にしたいですよね。

こんな言葉を、もっと使える自分でいたいものです・・

なかなか難しい-というか、狙って言うてもなんかいやらしいしね(笑)

難しいもんではあります(⌒-⌒; )

ただ、映画でも舞台でも文学でも応援したいだれかでも、そんな思いを日々のblog記事に込めているつもりではあります。(ごく稀に「あの記事が良かったです」とか言われると-基本自分の為に書いてる日記ではありますが-自分にとってはめちゃめちゃ「ともしびの言葉」として響きます。)

ともしびの言葉

それはたぶん「頑張れ」という言葉とは違う言葉だと思います。ちなみに、育児で悩んで頑張って、頑張り抜いているそんなお母さんに向かって「あなたが頑張るしかないんだから」などという言葉を放つのは、これは「呪いの言葉」として作用する事があります。頑張る事の要請は-大体において、呪いの言葉のニュアンスを帯びているのではないでしょうか?プレッシャー・圧迫感を与えるような-そんな芸のない言葉は-呪いを帯びていると捉えていいかもしれません。

上西さんは映画【私はダニエル・ブレイク】を例に出して話されていましたが、たしかにあの映画は「ともしびの言葉」の宝庫のような映画です。(しかし同時にそれは過酷な現実に対峙する中での切実で、とても小さなともしびだったかもしれない・・)

・前も私を助けてくれた?じゃあ今度は私があなたを助けさせてくれる?

・行くがいい。俺の心はいつもお前のそばにいる。

・問題は結果じゃなく過程だから、愉しくやってください。過程こそがあなたを支える。


最初のは映画【私はダニエル・ブレイク】より。(こちらは上に貼った記事参照。)

2つ目は漫画【北斗の拳】最終回より。ケンシロウが、バットに寄り添うことを決意したリンにかける言葉。(それと大人になったバットに再会した時の「男の顔になったな」はたまりませんね。ケンシロウはどんな闘いの決め台詞よりも、この2つの台詞が断然好き。きっと、リンとバットの目線で読んでいたからかもしれませんね。)

そして3つ目は、先日Twitter上にて、ある先輩からかけられた言葉。びっくりするような相手から今の自分にはまりすぎる言葉をかけてもらいました。


リアルな対面であれネット上であれ、言葉の力というのは凶悪な毒にもなれば薬にも魔法にもなる?そのどちらにもなり得るものだと最近改めて思います。

だからもっと大事に使わなきゃと 思う次第です。










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Posted by にいさん at 2019年11月25日22:51

悪党よ。月夜に悪魔と踊れ。(「ジョーカー」はこっちのジョーカーの方が好きだ。)


https://haruniy.ti-da.net/e11310170.html

↑こちらは最新作の【ジョーカー】の感想だ。にいさん曰く「これはこれで、良い作品だと思うけれど、自分の求めるジョーカーじゃない」そうだ。なんなんだよそのこだわりは?(笑)


くれぐれも言っておく。「ネタバレは絶対にするな」とコウモリの男から口止めされている。だが「俺はバットマンだ」というメッセージを周りに言って回れだって・・わけわかんねぇよ。

そういえば最近、巷を賑わせてるジョーカーだが、あいつは俺の知ってる奴とは違う。

俺の知ってるジョーカーは、あんなに弱そうじゃないし、弱みなんて微塵も見せない、ましてや同情を誘う痩せっぽちが「ジョーカー」としてもてはやされるなんて笑っちまうぜ(笑)

俺の知ってるジョーカーは、そうだな、俳優のジャック・ニコルソンにそっくりで、もっと佇まいに余裕がある男だ。嘘っぱちのドキュメンタリーを作るような笑えない冗談なんかとばさない、精神を病むまで命がけの演技なんて、それこそ笑えないジョークなんかかまさない。(俳優がリアルに人を悲しませて何が楽しいのか?あいつには本当に生きててほしかった・・思い出すだけで悲しくて仕方がないよ。)

そして俺の知ってるジョーカーは、いつも「月夜で悪魔と踊っている」そんな男だ。

俺が見た時はコウモリの男とダンスしているように見えたが、あいつが悪魔なのか?


30年前。俺は10代後半で、ゴッサムシティで闘う2人の大人が、なんだか理解不能で前衛的なコスプレイヤーにしか見えなかったんだが(この変な監督の映画の映像センスはちょいと正直苦手なんだが、この映画だけは何故か心に刺さってくるんだよ。)実際、あのジョーカーは、前衛的なアーティストで、秩序や権威や偽善も含んだ人間どもを恐怖の顔に陥れて楽しむ-そんな悪趣味なテイストの前衛アーティストだったような気がしている。

おっと、喋りすぎたようだ。コウモリの男にまたどこで見張られてるかわかったもんじゃないぜ。

じゃあな。


あ、ところで、


月夜に悪魔と踊った事はあるかい?







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Posted by にいさん at 2019年11月24日19:54

別府ブルーバード劇場で映画祭が開催されます♨️


http://www.beppu-bluebird.info/

↑別府ブルーバード劇場のサイトはこちら。


別府ブルーバード劇場は、私の故郷・大分県別府市の映画館です。

子どもの頃から通っている我が街の映画館。

子どもの頃は、別府市にはたくさんの映画館がありました。覚えているだけでも大きな東宝系の映画館がふたつ(邦画専門と洋画専門)。東映の映画館があって、今さいほうじ幼稚園のある並びにも(今思い返すと今でいうミニシアター系に近いような?ニッチなラインナップの映画を上映する映画館があり、そしてこのブルーバードは子どもの頃は松竹の専門館でしたよね。

二階は松竹系の邦画。いつからか(?)三階には洋画のスクリーンも。

【男はつらいよ】は自分にとって恒例行事だったし、三階の映画館ではかつてゴジラ祭りも行われて第1作目の【ゴジラ】と【ゴジラ対メカゴジラ】というもの凄い二本立てを観た思い出も(笑)(90年代以降は【ターミネーター2】が三階スクリーンでの最高の映画体験でした。)

それがあっという間に(大分の映画館はどこも郊外のシネコンばかりになっていき・・)このブルーバードひとつだけになってしまいました。

今では(私の愛する沖縄の桜坂劇場のように)洋邦問わず良質なインディーズ作品・パンチの効いた怪作?がめじろ押しの魅力的な映画館として今も別府の駅前通りに存続しています!

子どもの頃からの大切な景色が今もなお輝きを失わずそこにあるという事がどれだけ別府出身者として嬉しいことか。(映画館の運営は簡単ではないはず、館長はじめサポートする人たちの涙ぐましい努力を想像せずにはいられない・・)

そんな「別府市の宝」別府ブルーバード劇場にて、今年も映画祭が開催されます!

http://bluebirdfilmfes.com/

良かったら是非!多くの人に足を運んでくださると嬉しいです☆


第3回Beppuブルーバード映画祭は11月29日〜12月1日まで。詳細は上のサイトからチェックしてみてくださいね。

ゲストも凄いから((((;゚Д゚)))))))!

真木よう子さんに阿部サダヲさんに阪本順治監督に白石和彌監督に・・まだまだいっぱい!

そんな、映画人からも愛された故郷の映画館の映画祭です(=゚ω゚)ノよろしくお願いしますね♨️




今年ブルーバードで観た中ではこれが一番お気に入りでした!隆大介さんのトークショーも感激でした(≧∀≦)【ニッポニアニッポン】↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11238587.html



度肝を抜かれた映画館前の長蛇の列(!)子どもの頃から、ここであんな光景は初めてでした(汗)【カメラを止めるな】↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e10650638.html




この映画。お勧め度では【カメ止め】以上です。でも映画館を出て次回の【カメラを止めるな】に並ぶお客さんの長蛇の列を見て、「このうち10人にひとりでもいいから【沖縄スパイ戦史】の方も観に来てヽ(;▽;)ノという思いで書きました(笑)↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e10651848.html







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Posted by にいさん at 2019年11月23日18:04

明かした事実が反映されなかった東電裁判。(『世界』11月号より。)


https://haruniy.ti-da.net/e11346186.html

↑木内みどりさんが・・


最近の木内さんといえば「脱原発の母」という呼ばれ方をされるくらいに、脱原発集会にこのひとあり-という存在でもありました。周りからは「リスクしかない」との声もある中で、しかもボランティアで集会の司会から脱原発を訴える候補の応援演説まで買って出る本気ぶりには頭が下がる思いでした。それでいて、本業の女優としての活躍も素晴らしいところが「やってやれないことはないぞ」との木内さんのそれもまた(どや-という表情が浮かんでくるような・・(笑))ひとつのメッセージを常に発し続けてくれていたのかな?とも思ったり。

そんな木内みどりさんが今も向こう側から気が気でない様子が(たぶん、魂はまだ死ぬに死ねぬとこちらに残ってるんじゃないか?っていう妄想をどうしてもしてしまう私であります。)伝わってくる気がして仕方ないのですが、あの福島第一原発の事故はまだまだ収束には程遠い現実があります。東京23区の半分を超える面積が未だ高濃度の放射線に汚染されており人が住めない状況は今なお続いているのです。(この現実から目を逸らしたいのか隠したい人たち?でもいるのではないか?と思う事もありますが、ず〜っとウォッチし続けている人たちがいるのです。)写真は岩波書店の雑誌『世界』11月号です。(サイエンスライターの添田孝史さんの記事。)

ちょっと前のニュースでも大きく取り上げられていましたが、福島原発事故における東電の元会長、元副社長ら旧経営陣3人を被告人とする裁判の模様が詳しく書かれているのですが(このニュースを聞いた時も「え?何をどうやったらこれ無罪になるのん?????と驚きましたが)この記事を読んで更に驚かされる内容に愕然とさせられました。

原発事故の3年前には東北電力が過去に実際に発生した地震の記録を基に「津波想定の見直し」を求める報告書を完成させていたのを、なんと東電が圧力をかけて書き換えさせたというのです(!)一方、茨城県の東海第二原発は福島と同様津波に見舞われましたが
、こちらは原電(東京電力とは別会社である日本原子力発電)が想定に基づく津波対策を進めていた結果「ギリギリ大事故を免れた」(本文より)というのです。

また、その3年前の時点で既に東電の技術者たちは、「津波対策は不可避」という認識で一致していたと。技術者たちがそうした認識を持つに至った理由は1896年に起きた岩手・宮城県沖で発生した明治三陸沖地震における最高38メートルを超える津波の記録でした。(この津波で当時2万人以上の人が亡くなったそうです。)

しかし経営陣がその声を受け入れず、事故に至るまで何も対策をとってこなかった。

無罪判決を行った裁判官は、その理由に「外部から否定や再考を促す意見もなかった」という信じられない理由が述べられているのですが、ちょっと待った!上にあげたような事前予測の声を黙殺したり圧力をかけてきた経緯は皆この裁判の中で語られてきた事じゃないんですか??話してきた事って なんだったの???(外部も内部も、都合の悪い意見は闇に葬ってきた実態が明らかになってるのに?)

しかも東電は、高さ15.7メートルの津波計算結果や高さ10メートルを超える津波は炉心溶融を引き起こすことなど重要な情報をずっと隠していたのです。(仮に上にあげたような指摘がなかったとしても、情報が外に出ないようにして「外部からの指摘が」なんて理由付けが成り立ちますか?)更に原子力保安院は2006年ごろ、東電と原電を名指しで「津波想定の余裕がない」と対策を促されている事実まであるのです。

それが、なんで「外部からの指摘がなかった」からみたいな言われ方をされねばならないのか?

3人の被告人は「法の求める合理的な安全性の確保が」認められて無罪という判決に。

このようなレベルの安全確保でも責任が問えないというならば、

これからもまた事故は繰り返す。


それは絶対に許してはならないと。今、「向こう側」から言われてるような気がしてきました。

肉体が今生きている者が発していかなければ。と。








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Posted by にいさん at 2019年11月22日23:27

木内みどりさん 亡くなる。


https://www.asahi.com/articles/ASMCP2SH0MCPUCLV001.html

↑俳優木内みどりさん死去、69歳 バラエティーでも活躍:朝日新聞デジタルより。


市民のラジオ【ライトアップ】のパーソナリティーや脱原発の発信者としても近年活躍されていた女優の木内みどりさんが亡くなりました。

驚きました。

木内さん 早過ぎませんか?

本当に悲しい。

そして、今まで本当にお疲れ様でした。

あれだけの名声があり、女優としての立場もありながらも脱原発にとどまらず(沖縄にも目を向けてくれていた!)社会的な発言を躊躇わない木内さんの姿に「日本の芸能界の誰もが、こんなふうにはっきり言葉を表現出来るようになったらどんなにか良いか」と思わずにはいられませんでした。

又、市民集会などでも、よくボランティアでの司会を引き受けてくれる木内さんでしたが、市民の側の問題点もまた可視化されるような出来事もありました。でも、そんな異なる人たちが集まって議論を重ねて前に進んでいく意味のような事も考えさせられるきっかけも作ってくれたように思います。

↓こちらは「週刊新潮さま、おかげさまで」の記事。ところで新潮の記者さんはちゃんと読んでくれたのだろうか?↓

http://www.magazine9.jp/article/kiuchi/30985/


とにかく今は驚きが・・

木内さん ご冥福をお祈りいたします。

そして、ありがとう。




↓こちらはYouTubeで配信されていた【木内みどりの小さなラジオ】ゲストは井浦新さんの回です。もっともっとラジオもやってて欲しかった(涙)最後の収録となった吉田照美さんの回も間もなくUPされるそうです。↓

https://m.youtube.com/watch?v=lv2xVLrR_VI




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Posted by にいさん at 2019年11月21日19:55

(感想その3)映画【 i 新聞記者ドキュメント】伊藤詩織さんの取材の件。



https://haruniy.ti-da.net/e11340313.html

↑感想その1(今こそ必見の映画です☆)


https://haruniy.ti-da.net/e11342444.html

↑感想その2(沖縄での取材場面にも注目☆)


映画【 i 新聞記者ドキュメント】の話題は今回で一区切りつけたいと思いますが、是非是非今こそ最寄りの映画館でご覧になっていただきたい映画です!

(ドキュメンタリーは基本ネタバレ気にせずに書きますが、今回は所々寸止め気味に?ここは映画で確かめて!というところは伏せながら書きたいと思います。)

この映画では伊藤詩織さんへの取材場面も登場しています。

詩織さんといえば(元TBSジャーナリストで安倍首相の本を出版した事でも知られ、安倍さんに近しいとよばれている-そんな)ジャーナリスト山口敬之氏からレイプを受けた事を実名顔出しでの記者会見を行い検察審査会への不服申し立てが報道された伊藤詩織さんです。

この裁判所の中はさすがにカメラは入ることは出来ませんが(裁判所は仕方ないのかもしれないが、しかし官邸記者会見場には入れさせろよ!とやっぱり思う・・)裁判所から出てきた山口氏に突撃する望月記者。この時の山口氏の態度に・・

ああ こういうひとなんだな・・と、口あんぐりでしたよ。

一見ソフトな言葉を選びながら「喋るとあの先生から怒られちゃうから(笑)」などと。そして、互いに信頼関係を築いてから云々・・と、きっと自身が総理に近しい存在になったような(権力者と仲良しこよしになってスクープを「お小遣い」のように貰って喜ぶようなそんな人をジャーナリストと呼べるのだろうか?)関係の構築をまるで先輩面で教えるかのような言動。

(望月記者から名刺をもらう際に)「光栄です」な〜んてよくもまぁ言えたものですよ・・

直後の監督と某有名ジャーナリストさんの唖然とした表情と、思わず出たあの一言・・

それは映画を観て聴いて確かめてくださいね。

強姦を受けて、それを告白するだけでも大変な痛み・屈辱感が伴うものであるにも関わらず、未だに警察も裁判も、そしてメディアもまた、「これはセカンドレイプと呼ばれても仕方のないもの」ではないか?と言わざるを得ない「やり取り」のなんと多いことか・・

もしかしたら、自分も無自覚にそこに加担するような事はなかっただろうか。

女性の痛みというものに対して、あまりに鈍感なこの国の社会の姿を思わないわけにはいきませんでした。


彼女の弁護士さんかな「これ以上は(質問を受け続ける事は)精神的苦痛を伴いますので、ここまでにお願いします」という場面もありましたが、その場での会見を終えてフッと安堵した瞬間に望月記者のもとに自然と歩み寄る詩織さん。彼女に寄り添う取材を続けてきた望月衣塑子記者との関係性が現れた場面でした。


一方では「権力者」に寄り添うジャーナリストの姿があり。

勇気ある被害者に寄り添うジャーナリストには官邸からの圧力や心ない人たちからのバッシングを受ける-そんな国に今自分は生きている-と つくづく考えてしまいました。






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Posted by にいさん at 2019年11月20日18:43

「桜を見る会」に下関市議枠があったことが市議の証言により発覚。(これは中止で幕を引かせてはならない問題。)


https://mainichi.jp/flash/1

写真は今朝の毎日新聞。

【桜見る会 下関市議枠】の記事が1面に掲載されました。

安倍さんの事務所から配布された申込書。これ何枚でもコピーが出来て「地元の支援者」は誘い放題ですか?(上限は示されていなかったと。)

「各界の功労者らを招く公的行事」であるはずの『桜を見る会』が、総理の地元の地方議員が特に優遇される「政権党の支持固め」に使われていた実態が日々明らかにされています。

我々の税金を使った後援会活動。いい加減にせよといいたい。(そして不自然に安いホテル代など払った代金との差額は贈収賄か?との疑念が湧くのは自然なことです。)


以前、この「桜を見る会」に参加経験のある芸能人の方からこの問題の追及を「くだらないこと」などという発言がなされましたが、我々国民の税金が不正に使われた問題を(税金の私物化の疑いの濃いこの問題を)くだらないなどと表現するのは不適切です。

権力を持った者がこのような公的行事の異常な私物化と捉えられるような行為を年々エスカレートさせていた-ということは徹底的に検証されなければならない事だと改めて訴えたいと思います。


(それから、これから国会でこの疑惑が追及されていくことになりますが、このタイミングで昨日の報道にあったような民間からの刑事告発などを行えばどうなるか?安倍さんはきっと「刑事訴追の恐れがありますので」というフレーズを連発出来るようになり、彼らにわざわざ「逃げ道」を用意することになる事は目に見えています。この告発の動きは最悪のタイミングで行なう「悪手」と言わざるを得ません。それにあの告発者の「いつもの顔触れ」もまた広く知られて欲しいと思います。)


↓先日の記事。中止にしたからといって問題に蓋をしてはいけない。

https://haruniy.ti-da.net/e11336683.html







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Posted by にいさん at 2019年11月19日19:13

(感想その2)映画【ℹ︎ 新聞記者ドキュメント】は沖縄での取材シーンも注目です!



https://haruniy.ti-da.net/e11340313.html

↑こちらは映画【 i 新聞記者ドキュメント】感想。


(ドキュメンタリーの為、基本的にネタバレは気にせず書きますが、詳しい状況は本編観て!という感じで書かせていただきます。)

映画【 i 新聞記者ドキュメント】では沖縄での取材場面も多く登場します。辺野古への埋め立てで海を汚染する赤土が多数投入されている問題。明らかに防衛局が報告している量ではない(としか思えない)赤土の山がカメラに映しとられていた。その取材を基に官房長官に「赤土の問題」を突きつける望月記者ですが、返ってくるのは防衛局の報告の通りだ-というそっけない一言と、その後にマスコミ各社に送られてきた「一部の記者が事実に基づかない質問をするのは云々・・」という恫喝的な文書。これは明らかに望月記者への圧力ととるしかないと皆が口を揃えたし(私もそう思う)新聞労連がいち早くその文書への抗議を行ったことは以前もblog記事で取り上げた通りです。

そして、その「辺野古への新基地建設の赤土投入問題」と並んで取材現場として登場するのが、宮古島での自衛隊配備と(事前には知らされていなかった)弾薬庫問題。

これも酷いはなし。(そして望月記者の活躍が光った取材でした。その取材経過、彼女の取材の様子は映画で是非ご覧になってください!)

防衛局が地元の人たちに説明会の場で配布した「施設整備概要図」という図面には、「保管庫」と表記された建物がふたつ。となりの事務所と同じサイズで記載されていました。

しかし、別ルートで入手された業者の設計図では、この「保管庫」のサイズがまるで違っていた。ひとつは4メートル×4メートル。そしてもうひとつのサイズというのが

54メートル×53メートル(!)

え?同じサイズじゃないの??

180倍の大きさだよ!?


それにこれ。弾薬庫ですやん?


民家からすぐの距離にこんな弾薬庫(!)


地元の人たちにはそれを伏せて工事が進められていた。


嘘ついちゃ駄目でしょう。防衛省。


望月衣塑子記者が書いた記事は東京新聞1面トップ記事として報道されました。


↓望月衣塑子記者が書いた【防衛省、設計図と異なる説明 宮古島に弾薬庫】の東京新聞記事。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019040102000126.html


この宮古島自衛隊駐屯地の近隣に住む自治会長さんは「防衛局は発射装置だけで弾薬は一切置かないと説明し、自治会も容認に転じたが、話が全然違う。防衛局は島民にうそをつき続けた」(↑記事より)とのコメント。容認すること自体大変な思いだったと推察します。その上、嘘をつかれていた事が「受け入れが決まった後で」明るみになるという。
この報道の後、当時の岩屋防衛相は国会において(誤りを認め)謝罪に追い込まれる事態になるのです。
↓この後、防衛相が謝罪へ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019040302000132.html

この取材の一連の詳しい様子は是非是非映画館で(まさに今この国で進行している問題を、それを追いかける記者の姿と、声をあげているのか疑わしい人たちの存在もまた浮かび上がってくる-そんな現在進行形のドラマ。)ご覧になっていただきたく思います。
宮古島での自衛隊配備及びそれに伴う弾薬庫問題、自分もきちんと追えていなかった問題でした。望月記者の歩く速さに追い付かなくちゃ(!)大変な事をとり逃してしまいそうで・・ますます日々の報道に大事に接していこうと思わせてくれる映画。それがこの【 i 新聞記者ドキュメント】です。

写真は(ネットでの)予告編より。




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Posted by にいさん at 2019年11月18日17:46

最新作【ニューフェイト】の前に、こちらもおさらい。(機械にも命の価値は学べるのか?)


https://haruniy.ti-da.net/e11331824.html

↑こちらは前作のおさらい。「嵐が来るそうです」


(自分にとってはオールタイムベスト20に入る名作中の名作なれど、「ネタバレは抑えめで書け」と命令されている。ででんでんででん!)


Hasta la vista, baby.(時獄で会おうぜベイビー)の正しい使い方が学べる映画です。

T800の頭脳は無限に学習する能力を持つ機械。


人間は何故涙を流すのか?


T800がジョンに問いかける。

初期型のターミネーターだが、主人のジョンによってプログラムを書き換えられて、少年のジョンからは「イケてる言葉」と、そして感情とは?-人間とは?を学び続けるサイボーグ。彼はジョンを守り続け、ジョンは彼に学びを与え、そして受難の日々が続く「聖母」ラサ・コナー。

いつの時代でも、「真実を語る女性」は命の危険にさらされるものなのだろうか?

そして、大概のヒロインは聖母か、お姫様、守られ、救い出される存在としての女性たち。

サラ・コナーはどうか?

T800は最初、サラのことよりもジョンの命を最優先に逃亡を図ろうとするが、ジョンが「命令」によって母親の救出を優先させた。この時点でのサラは-今見返すと、英雄を生んだ聖母であり、助け出される存在でもあった・・?でもサラはそんな息子を咎めるのです。サラは、そんな「ヒロインたる存在」であることを拒否するかのように「私は自分で乗り切ることができる」と。しかしでもまぁ命がけで助けにきた息子がたまらなく愛おしくて仕方がなくもあるわけで(笑)

この母と子をアンクル・ボブとして見つめ続けた人工知能は人というものを次第に(機械なりに、彼なりに)理解していく過程のドラマになっていた。

「審判の日」の7年前か?

これを日本の別府という街の映画館で観た当時19歳の自分は、そこまでピンときてはいなかったシーンがたまらなく沁みてくる。この場面には「新しく生まれたばかりの家族」が映しとられていた。


人が涙を流す意味がようやくわかった


人と機械との根本的な違いとは(骨格が金属であるか否かを別にして)一体なんだろうか。人の心と人工知能との差異とは?

あれから28年?AIというものが社会の中にじわじわと進出してきている今(それがスカイネットでない事を祈る・・)改めて考えないわけにはいかないあの場面。


私は涙を流すことは出来ないがね


見ている自分も、涙は出なかった。けど、じんわり湧いてくるこの感覚はなんだろうか。

人間とは一体どういうつくりをした生き物なのか?

120年。無限に学習し続ける頭脳とバッテリーが欲しくなりました。







そしてやはり、物語の「切り札」は一度きりだと思う。

この映画は(シュワルツネッガーマニアはこの作品を物足りないというけれど、それはそれ、誰かの声は誰かの声だ。私の声ではない)未来に抗う人と機械との共闘のドラマとして、一作目の未来のアンサーとして、これは最高の「切り札」と呼ぶべき作品でした。私にとっては最高のターミネーター。切り札は何度も切る事は出来ないのです。繰り返し切ってしまうとそれはコピーか贋作か、まったくの別物。常に繰り返される物語の常として、難しい問題だと思います。(ちなみに、3も4もジェネシスも、それはそれで嫌いではありません。でも「その興奮」を超えることはなかったというはなし。)

今度の新作がこの第二作を超えるかどうかの期待は持たないことにします。

でも、ヒロイン・聖母ではなく、戦士として中心に立つサラ・コナーは観てみたい。

それを演じる事が出来るのは当然、リンダ・ハミルトンしかいません。

I'll be back.

彼女もまた帰ってくる。








あ、T-1000への言及が一切ないじゃんね〜( ゚д゚)観た当時は「液体金属がすげぇ〜んだよっ」て話題で盛り上がった覚えがあるが・・時間が経つと作品への注目点も変わっていくものなのかもしれません。だから、良い作品は何回も何回も観ていきたいと改めて思いました。(笑)







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Posted by にいさん at 2019年11月17日19:10

映画【ℹ︎ 新聞記者ドキュメント】東京新聞の望月衣塑子記者を追ったドキュメンタリー是非いま劇場でご覧になってください!


https://haruniy.ti-da.net/e8922174.html

↑こちらは森達也監督の前作【FAKE】について書いた記事。


(以下、映画【ℹ︎ 新聞記者ドキュメント】の感想記事。ドキュメンタリーの為、基本的にネタバレは気にせずに書きますが、「ここは映画で観て確かめて!」という部分は伏せたいと思います。)

前作FAKEでの被写体(佐村河内氏)には彼の虚実の向こう側の彼の姿を引き摺り起こそうと(まるで監督が被写体をリングの上に誘い込むように・・)様々なアプローチをかましてくれた森達也監督ですが、今回はそうではなく?・・というか今回の「被写体」は常に自ら喋り続け、歩き続け、憤り、道に迷い、また喋り続けて、飯を食って、また歩き、喋る。喋りながらまた道に迷って・・

そして官房長官に「取材に基づく事実」を叩きつける。

返ってくるのは侮蔑と冷笑の塩対応(どころではない)挙げ句の果ては官邸から恫喝的文書が送られてくる始末。(事実に基づいた質問を-などと 事実に基づいていないとする具体的根拠も何も示すことなく・・マスメディアの萎縮を狙っているようにしか映らない)「こんなのプレッシャーを感じますよ」彼女が質問してものの数秒で司会進行役が「質問を簡潔に」などと意味不明な注意のアナウンスが飛んでくる。(他の記者ではこんなこと考えられない・・)

これ。自然に見て ごく控えめに言って、仕事先で受けるモラルハラスメントです。

彼女の姿を追うことが、そのままこの政権の異様な姿を浮かび上がらせていく。

森監督は必死で彼女の姿を追っていくが「聖域」から先に足を踏み入れられない。

そのことの異常さを外国の記者たちと語り合う。

日本の政権とメディアの関係は他では考えられないもの。

日本の官邸記者会見はこんなにも不思議だらけ・・いや、この特殊な記者クラブも・・

彼女は官房長官や政治家・官僚に食い下がり、森監督は「彼女の姿を会見場で撮らせてくれ」と食い下がる。

二重の「攻防のドラマ」が進んでいく。が、監督が国会前で警官に止められているうちに彼女はちゃっちゃか次の現場へ・・(笑)

行動が早い(!)しかも常に手にはキャリーバックと携帯電話かワイヤレスで歩きながら喋り続けていくという・・ さっき宮古島にいたかと思うと(たぶんこの翌日?)官邸記者会見で塩対応と質問妨害にも屈せずに質問を冷静に言葉を選びながら行う彼女の声がテレビ画面を通して伝わってくる-というこの繰り返し。

しかし彼女の周りには常にあらゆる人が集まってきます。いつの間にやら人気者?ほとんどが彼女への声援、励まし(時には志位和夫さんからも「いや、あなたの頑張りはいつも見てるけどね。いちどお会いしたかった」と志位さんの会見直後に言葉をかけられる場面も)しかし安倍さんの演説会場では「露骨な敵意」を隠さない視線に囲まれて。暴言を呟きながら彼女の写真を録る男性も。いや、自分はあんなの絶対無理だわ耐えられない。しかし彼女はかまわず(前川喜平さんから「彼女は良い意味でKY」だと)ずんずん入っていく(汗)

なんにもこたえていない、感じないわけじゃない。当たり前ですよね。人間だもの。敵意に囲まれて平気な人間なんて・・

実際にかかってきた彼女への殺人予告の脅迫電話。

あまりのおぞましさにこちらも気分が悪くなってきて・・


人間はここまで堕ちることがあるのか?


先に触れた記者会見場での(嫌がらせとしか思えない)質問妨害と不誠実な官房長官の答弁。

ちなみにあの司会進行の人、自分と同じ苗字だけど(⌒-⌒; )まったく関係ありませんからね(怒)(自分と同じ苗字が出てくるたんびに嫌〜な気分になるもんだね(笑))

プレッシャー、痛み、苦しみを感じながら職務を遂行し続けるそんな 望月衣塑子記者 をカメラはずっと追いかけるのです。

政権のこのような振る舞い、周りからの過剰な反応。これは「i 」という新聞記者にプレッシャーを感じている表れであろうか。


団体行動が苦手らしく方向音痴な(?)彼女がまた迷子になった時に、道を開けて通してあげられる社会にこの国はなっているだろうか。

歩行者が普通に行き交う国会前の道を彼女と彼女にカメラを向けたおじさんが警官に通せんぼをされている。

ふたりが普通に国会前の横断歩道を渡れるようになった時が、世の中が変わる時なのかもしれません。





辺野古を含む沖縄本島、宮古島の自衛隊弾薬庫問題にも取材現場は及び、籠池夫妻との興味深い(まるで癒しのような(笑))やりとり。他にも取り上げたいことが沢山、超絶スピードで喋る記者さんは仕事量もその分(なのか?)半端ないな(≧∀≦)また続きも書きたいと思います。

映画【ℹ︎ 新聞記者ドキュメント】は全国の映画館で上映中です!ほんと今こそ観て欲しい一本です。





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Posted by にいさん at 2019年11月16日20:08

アフター!シックス!ジャンクション!!!(念願の贈り物が・・でも複雑な思いも。)


https://www.tbsradio.jp/a6j/

ろくでもない問題やら壮絶な人生やら世界侵略やら、色々あって報告が遅れましたが・・


アトロクの番組ステッカー


うちにも届いたよ!(((o(*゚▽゚*)o)))

(私が、ラジオ沖縄の番組と並んで愛してやまないTBSラジオのカルチャーキュレーションプログラム)【アフター・シックス・ジャンクション】の番組ステッカーが今の自宅に無事届きました〜♪

番組に採用されたリスナーさんに送られるステッカー。採用されたの実はこれで4回目なんだけど(番組中に早く書いて送らなきゃ!って感じで)今まではメール投稿の際には住所書いてなくて、番組スタッフさんからわざわざご連絡をいただいて「ステッカーを送りたいので、住所を教えてくださ〜い」って言って下さり、先日無事に受け取った次第です。

ちなみに採用されたメールはというと、まだ喪失感が癒えることのない首里城の火災について、沖縄で暮らした人間としては本当に悲しい出来事で-というフリーのメッセージを取り上げてくれて宇多丸さんに読んでもらったのでした。

だから、ステッカーは嬉しいプレゼントだけど、悲しい話題での採用だったので、幾分複雑なところもあるかな(⌒-⌒; )

とにかく、TBSラジオさん、アトロクスタッフの皆様、ありがとうございました☆






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Posted by にいさん at 2019年11月15日20:39

若き命をかけた切実華麗な名文のすべて!!(by瀬戸内寂聴)【伊藤野枝集】岩波文庫版読了。


https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b473145.html

とある先輩のご縁で手に取った一冊でしたが、この伊藤野枝という人物の生き様、その文章に引き込まれてしまいました。

この森まゆみ編【伊藤野枝集】には1912年から(虐殺される間際の)1923年までの彼女の多分野にわたる文章(創作、評論、書簡)が収録されています。

これまでの(自分の)伊藤野枝という人に対するイメージが-元々好意的なイメージではありましたが-大きく変わりました。これまでの表面的な「時代を先取りしたフェミニストでありアナーキスト」という言葉ではとても語り尽くせない彼女の魅力・強さが伝わってくる一冊でした。

またひとり好きな「近代の偉人」が増えてしまった(笑)(自分がもし大河ドラマに誰かを取り上げる権限があるのなら、龍馬や西郷どんよりも断然「のえこ」でしょ!って思うよ・・今はそんな気分です(笑))

今から100年前のこの国の景色の「素の姿」が瑞々しく浮かび上がってくるこの文章力。おそらくは自力で身に付けた?彼女のこの文法の個性は今読んでもわかりやすく、凄く素直に入ってくることにも驚かされます。

そして何より このひとは強い。

女性が意見を述べることそのものが良く思われない風潮の中で、権力と毅然と向かい合い、論敵(?)とのバトルでは一歩も引くことはなく、

そして、「恋のバトル」にも勝利してしまうという・・(驚)

以前、映画で石田えりが伊藤野枝の役を演じていたこともあって(実際に野枝さんはかなり男性からも好意を持たれていたという・・)自分の中のイメージでは限りなく「麻宮サキ」な方向に膨らんでいたのですが・・そこは意外と?そんなには外れてはいなかったかも-と勝手に解釈してしまう私であります。

自由恋愛などが許されないような時代に(最初の戸籍上の夫は今まで一度も会った事もない男性で、それを絶対的な存在たる叔父の一存で全てを一方的に決められるのですが、この時代ではきっとありふれた結婚のケースだったようです。もっと更に酷い『因習』についても野枝さんの文章によって明らかになり、現代を生きる自分としては驚かされるばかりです・・)そんな時代に「家」や「社会」に逆らって、自らの恋愛に忠実に生きるということがどれだけ大変な事だったか。しかもパートナーもパートナーで一筋縄ではいかない人物であるところもまた最高過ぎますよ。(この恋のドラマも半端ないんだな・・汗)

『いったん結婚したからには一生を夫に捧げ、子どもを産んで、家を守ることを求められ、ときに夫に性病を移され、ときに子を生さないために里に帰される、といった一方的な「離縁」が主流であった時代に』(解説より)自分の生き方もパートナーも自分で選び取ろうと闘ってきた野枝は、

「私は人間が同じ人間に対して特別な圧迫を加えたり不都合をするのを黙って見てはいられないのです」

との言葉通りの人生を全うしたひとでした。

そしてこのひとの文章を読みながら最も感銘を受けた点として、この伊藤野枝というひとは、決して大見得を切って派手に革命を叫んだり、誰よりも目立とうとしたり(今でも時々いるよね・・)偉ぶった視線で誰かを見下すような事もなく、ただただ自分の生き方として日々を淡々と生きながら、むしろ周りで諍いがあれば間に入ったり、相手に寄り添ってとことん話を聴いたり、どちらかというと、静かに周りを客観的に見つめながら、日々自分の中で思索を深め続けてきたひとだったように思います。あくまでも「ひとりの人間として自然に生きる」普段は「普通」という言葉を私は好みませんが、あえて「普通」という言葉を使わせてもらうならば「ただ伊藤野枝という人間として『普通』に生きること」を貫こうとしたひとだと思えたこと。そこがこのひとの魅力ではないか。と思わずにはいられなかった。

ただし真面目さと意志の強さは人並以上だったのかもしれません。

しかし彼女のその姿勢に対しては、周りが(時には過剰に?)激しく反応し、一部のある人たちを恐れさせてしまったようです。

権力を持った者が暴力によって特定の思想を持った人間の命を奪うなど、たとえ(因習や男尊女卑にまみれたそんな)当時の日本であっても、とても正当化出来るものではありませんでした。しかし彼女らを殺した軍人は裁判を受けますが、たったの禁固10年の刑とは・・(そして実際には10年も経たずに釈放されたと伺いました。)

後にガンジーやキング牧師が世界に対して「可視化」してみせたように、権力による暴力とは、時にはそれを行使した者の敗北を意味します。彼女は国家権力にもある意味勝利した?いいや、そんな勝利いらねぇから生きた彼女を返してくれよ。という怒りでいっぱいになる。

後の研究によっては、虐殺した軍人は上層部の指示によるものだったとか?彼女と大杉栄と甥の3人の虐殺死には様々な研究がなされているそうです。

あの前後の時代を懐かしむ向きが一部にあると聞きます。時代の空気が今また-なんて語られることがあります。あそこまで時代の空気が染まってしまった時に彼女のような姿勢が貫けるだろうか。しかもあれだけ女性が不利な時代において、それを一市民として、自分の「生き方」を正気を保って続けられるだろうか・・なんてことを考え込んでしまいました。


又、彼女の考えるアナーキズムへの捉え方、同志でありフェミニズム運動の先輩-平塚らいてうへの眼差し。愛する大杉栄との往復書簡。当時以前までの日本の各地方での自治の在り方など興味深い事柄もたくさん(!)野枝の討論記録など他にも収めきれなかった文章もあったらしいけれど、ここには森さんが「彼女の人間性がよりよく伝わるようなもの」を選び取って掲載した一冊となっています。これだけでも読み応え抜群!

吹けよ あれよ 風よ あらしよ

そんな彼女の人間性が伝わってくる、是非お勧めしたい一冊です☆




男性にも是非読んで欲しい一冊ですよ(=゚ω゚)(日本ではMeTooのMovementが根付いてこないと言われる原因は、男性にこそあるのではないかと感じます。女性の闘いの歴史を自分自身もっと知らなきゃいけないな-と思った次第です・・)







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Posted by にいさん at 2019年11月14日20:52

みんなの声が政府を追い込んだ-と言って良いと思います。(「桜を見る会」来年は中止に。しかし問題に蓋をしてはならない。)



https://haruniy.ti-da.net/e11332801.html

↑先日の田村智子議員の追及も大きな役割りを担ったと言えるかもしれません。



「来年の『桜を見る会』中止に」と政府が発表しました。

明らかに「この『会』への税金の使われ方には問題あり」と認めたことを意味すると言ってよいと思います。

中止に追い込んだのは多くの国民と野党議員による追及の結果と捉えています。

『みんなの声』が国の税金の使い方を「ひとつ」改めさせた-と言って良いと思います。

本来ならここに「とメディアと」と書きたいところ・・しんぶん赤旗と、ごく一部のラジオ番組と独立系メディア以外で、この問題を大きく取り上げたところがあっただろうか。どの大手メディアも-私が見た限りでは-皆「後追いでの報道」の印象は否めませんでした。まるで周りの様子を伺いながら足並みを揃えるかの如く記事の扱いを徐々に変化させてきたかのような印象を拭えませんでした。(これは重大と認めないわけにはいかない-じゃあ1面の端っこに格上げしておくか-と)ニュース番組によっては、あたかも総理がきちんと反論しているかのような印象を与えてしまう相変わらずの政府広報的な報道まであったと・・

それから、これからはやめると言ったところで(やめるのは当然として)「やってしまったこと」の責任が問われる事には変わりがありません。

野党の追及チームにも、それを報じる記者さんにも(今度は頑張って!と)期待を込めつつ、追及の手を緩めてはならないと思います。私もそれを見つめていきたいと思います。

与党の幹事長は驚くべきことに「支持者を招待するのは当然」なるコメントを出されていました。(それは従来の政府答弁からも掛け離れてはいませんか?つーか開けっぴろげに言うかそういうこと??)総理は「次からやらないから」と言って疑惑に蓋をして逃げるのはやめてくださいね。

安倍晋三事務所が「『桜を見る会』のご案内」と題する文書が確認されたとの赤旗日曜版のスクープ記事が今広まっています。文書には「出席を希望される方は・・安倍事務所または担当秘書までご連絡ください」「後日郵送で内閣府より招待状が届きます」とあります。(赤旗日曜版記事より)


我々の血税を私物化するのもいい加減にして欲しいです。

これからも、この問題もウォッチし続けていきたいと思います。





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Posted by にいさん at 2019年11月13日21:39

「桜を見る会」問題どんどん話題にしていきましょう。(先日の田村智子議員の質疑記事の続き。)


https://haruniy.ti-da.net/e11332801.html

↑「桜を見る会」に対する田村智子議員の追及への記事。


先日取り上げた田村議員の質疑でも触れられた「桜を見る会」の問題。(メディアも若干遅れて!?取り上げざるを得ない感じで話題にされ始めたようです。ネットで話題が盛り上がり→視聴者も動き?批判・要望に押されて→大手メディアも腰を上げて「扱いを大きくさせる」というパターンのように映りました)野党は共同で「追及チーム」を立ち上げてこれを徹底追及していくことになりました。この動きにも注目していきたいと思います。


あの「桜を見る会」でも、なんとかおじさんとして参加者に引っ張りだこだったらしい菅義偉官房長官は11日の記者会見において、会の経費が膨らんでいる理由について、「テロ対策の強化や混雑緩和の措置などを反映させた」なんて言うてるんですけれど・・

は?

先日の田村智子議員の質問では、後援会員はセキュリティーチェックなしで会場に入れていたことも明らかになっているんですけど( ゚д゚)?しかも費用の内訳も、高くついているのは飲食費である事。そして案内状も2.5倍に増えている-と。セキュリティーチェックなしのテロ対策と招待者の拡大?なんじゃそりゃ?

しかも、桜を見る会の前日には「安倍晋三後援会」主催の前夜祭まで行われていたと。「会費を払った」と言う証言もあるものの、安倍さんの関わる政治団体等の政治資金収支報告書には記載がない?

記載がされていない

は?

それじゃあ税金を使った行事を自分の為の「私的な」身内の為の慰労会ですか?って疑われても仕方がないではありませんか・・

「税金を使った公的行事の私物化」

と言われても仕方ないように思えてなりません。





写真は実家の近くで以前撮影した桜です^ ^





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Posted by にいさん at 2019年11月12日20:56