にいさんの しらしんけん☆

島ないちゃーの劇団員。上村洋さん 通称にいさんのブログ。
てぃーだブログ › にいさんの しらしんけん☆ › 2021年01月

マンスリー・シネマ・トーク・GM(オンラインで映画【さんかく窓の外側は夜】を語り合う)





http://cinemactif.com/mctgm/


https://haruniy.ti-da.net/e11779996.html

↑前回のMCTGMの記事。


(※映画【さんかく窓の外側は夜】をまだご覧になっていなくて、これからご覧になる方は〈踏み込んだネタバレはないかもしれませんが〉読まないことをお勧めいたします。)


昨夜は2021年最初の『マンスリー・シネマ・トーク Google Meet』が開催されました!開催して下さったcinemactifのペップさんと参加者の皆さん、昨日はお疲れ様でした( ´ ▽ ` )ノ


今回のお題映画は【さんかく窓の外側は夜】。昨日は6名の参加でオンラインで語り合いました☆

このイベントのルールは、その回のお題映画について、良かったと思う人はAの札を、良くなかったという人はBの札をあげてから、順番で感想を述べ合うというものですが・・今回は、お一人遅れての御参加という事で、最初に集まった5名でまず賛否を問うたところ、なんと、最初の5名全員はB!!(笑)

MCTGMでは初めてのオールBか??と どよめいていたところが・・途中からの参加者さんが(勇気ある!?)Aの札を上げて下さり盛り上がりました(*゚▽゚*)Bの札の皆さんも(私も含め(=゚ω゚) )それぞれ、良かったところもありましたよね〜 と様々な角度から映画の魅力についても語り合えたのは良かったですね♪

まず、中心のキャストの岡田くん、志尊くん、平手さんの演技・役柄は魅力的でした☆というところはほぼ一致していたようにも思いました。

ただ、「あの貯金箱の部屋はなんだ?問題(笑)」「邦画のクライマックスは何故こうもピアノ演奏に頼るのか問題!?」「ちょっとこれホラーとしてどうなのか問題」「あの唐突に現れた相関図の事件にまったく触れてこない問題」「中心の4人が『細過ぎる問題』!?」「いくらなんでも展開に雑な部分が多々・・( ゚д゚)」とかとか、この「モヤモヤ」どうしてくれるの??という部分も、こうして互いに言葉にし合えたことで、少しはこの気持ちのモヤを多少 「祓えた」ような気がいたしました^_^(私は、死者よりも生きている人間による「死のビジネス」としての側面を、そこに突き進む内面をこそ深く掘り下げて欲しかった-という感想を持ちました。)

しかし、Google Meetの「六角形の結界」は心地好い空間でした。

運命なんて、信じてませんけどね。




ところで、

北川景子は何故出演していたのだろうか・・(=゚ω゚)?








iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月31日10:42

ワイモバイルのPHSがサービス終了に。(長いことお世話になりました。)






https://www.ymobile.jp/support/relief/nwinfo/phs/



iPhoneと並行して「こちらからの電話かけ用」に使い続けてきたワイモバイル(旧ウィルコム)のサービスが今月いっぱいで終了するそうです。

当初は昨年夏までという事だったと思いますが、コロナ禍の影響か?「2021年1月いっぱいまで延長します」との事でした。

それにしても、長い間お世話になりました。

ちなみに、最初に手にしたのは携帯ではなくTu-KaのPHSでした^_^(あれは20年前くらい・・)そこから同じTu-Kaの携帯にチェンジして使っていところが au に吸収されて(そして数年前からiPhoneを使用し始め)今日に至るという流れでございます(=゚ω゚)

ワイモバイルは旧ウィルコム時代に仕事の電話かけ用に(通話料が安くなるのでね。)使い続けてまいりましたが・・これからは、全てがスマホになっていくのかな??

時代をここにも感じてしまいますね。

本当に本当に、今までお世話になりましたm(_ _)m






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月30日04:44

今年最大の注目映画!(ついにその映像がベールを脱ぎました。)






https://haruniy.ti-da.net/e11800870.html

↑先日は50周年のこの番組について語りました☆


予告編の動画が公開されました。

気になる方は シン・ウルトラマン で検索してみてください。

私にとっては(ゴジラvsコングと並んで)2021年最も注目の映画です。

ワクワク半分、ハラハラも半分(笑)(汗)

【シン・ゴジラ】コンビには素直に(過大な期待はし過ぎずに・・)期待したいと思っています。


M78星雲からやってきた「スペシウム使い」が現代の地球に降臨。

ネロンガとアボラの映像は確認出来ましたが、他にはどんな怪獣が?侵略者は?

現代の人類は「彼」とどんなふうに向き合うのか?



企画・脚本の庵野秀明さんには正直(昔すでにピリオドを見たと思っていた)エヴァよりもこちらをこそ期待していた!彼は「帰ってきたウルトラマン」を愛する地球人だという点で期待を持ちます。

気になっていた造形は思った以上に本家に近いように思う!カラータイマーが無い(らしい)点は成田亨さんの元々のデザインを尊重したという事でしょうか。

あとは、頭を真っ白にして、コロナ禍に襲われた地球での公開を待つのみです。



ヒーローとは困難の中にある者達の心の叫びに応える希望の光です。



そんなにウルトラマンが好きになったのか、にいさん。



↓人生で最も影響を受けた番組について。

https://haruniy.ti-da.net/e11659758.html






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月29日11:05

Eテレ【100分で名著】資本論編が最終回。『コモンを取り返せ!』





https://haruniy.ti-da.net/e11802856.html

↑前回の放送についてはこちら。



今回の斎藤幸平先生曰く、

「アボカド栽培がヤバいことになっている!」との話し。

今、南米でアボカドの栽培がめっちゃ盛んになっているそうなのですが(そんなイメージはあったけれど・・)アボカドの栽培には大量の水が必要であり、非常に多くのアボカド栽培によってその土地の滋養を食い尽くす状態になってしまったと(アボカドは、一度生産してしまうと他の種類の果物生産は難しいそうです)又、労働者たちも大変な労働を強いられているとの話し。

土地は痩せ細り、働く人間にはブラック労働!?

これから、アボカド 買い難いな(汗)

人間は絶えず自然に働きかけながら生きてきましたが、その自然との『物質代謝』としての労働が歪められれば自然の側にも様々な問題が生じる事になるであろうと(マルクスと同時代の化学者リービッヒの研究も参考にしながら)【資本論】の中においても警鐘を鳴らしていたのです。

『同じ盲目的な掠奪欲が、一方の場合に土地を疲弊させ、他方の場合には国民の生命力を、その根幹から襲った』と。

(『物質代謝』とは化学・生理学用語で、生体に取り込まれた物質が、多様なな化学変化を経て、異なった物質となり体外に排出されること。この概念は自然科学の領域を超えて哲学・経済学の領域でも広く使われているそうです。〈番組より〉)

「消費者のニーズがあるから」というと何でも正当化されてしまいそうな恐怖を感じてしまいますが、マルクスが生きていた時代から、世界のあちこちで、土地(自然)を破壊しながら、自然も労働者も疲弊しながら資本家が富を吸い上げてきたという事。

もうひとつ紹介されていた例としてスペインのバルセロナで(日本でも、沖縄を含め問題視されてきた)オーバーツーリズムによる「民泊ブーム」が起こり、市民が暮らす(アパートなどの)住宅の値段が高騰してしまい支払いが困難な住民が追い出されるという最悪な事態に。そこで立ち上がった市民が選んだ市長が中心になって「奪われた街のコモン(皆の共有財産。他には水や森なども)」を取り戻すべく市民がアソシエートして改善していく姿が映されていました。

アソシエート、市民が自発的に結社を組む。最近よく使われる表現でいえば unite といったところでしょうか。

皆の共有財産を「皆の手に」戻していく取り組みは世界の各地でも実践されているという話しには、希望を見出しもしますね。

前回取り上げられた(別府市でも今まさに問題になっている)学校給食のセンター化問題も、60年代から始まったセンター化によって、作りたてではなくて味が不味くなった問題、コスト削減で食材の質が安上がりになり添加物は増え栄養価が下がってしまう問題、食中毒が起きた際のリスクの問題、出来てから各学校に配送されるのにとても時間がかかる問題、などなど、そんな経験を経て、今また各学校ごとの給食室での調理が全国的に見直されてきているという流れもあります。(にも関わらず別府市は見事に逆行しているという・・)こうした「公共の財産」を「民間委託」した先に待っている恐怖。

一歩一歩、「過去からの警鐘」にも耳を傾けながら、今の皆が暮らす社会を良き方向に持っていきたいものですね。





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月28日07:58

【コロナ禍で貧富の格差が拡大 -オックスファムが報告書-】




https://news.yahoo.co.jp/articles/033e585515f61f96702c3067500b7bd41a60e3c8

↑ロイターより。


国際NGOのオックスファムが報告書を発表しました。

新型コロナウイルスによる経済危機のなかで、世界の富裕層はなんと既に損失を回復して、尚且つ富を増やす一方で、貧困層はより一層の困窮がすすみ「極端な不平等」が深刻化しているという話し。

どうなってんだい 世界?

世界の富裕層上位1000人は9ヶ月でコロナ前の株価を完全回復。実体経済は「100年に1度の不況」と言われているのに?世界全体で10億ドル以上の資産の富裕層は昨年3月〜12月までになんと、資産を約404兆5000億円増やし、総資産が11兆ドルを超える事態に・・。(上位10人は5400億ドルの増!)

これはG20各国が新型コロナ対策に使った額に匹敵するものです。

報告によると、上位10人が増やした資産だけで、貧困に陥る人をなくし、世界の全ての人に新型コロナのワクチンを接種する事が可能になる額だという話しなのです。

報告書は、コロナ禍からの速やかな経済の回復のカギは「より公平な経済」をと指摘されています。

そしてパンデミック下で利益をあげた32社の世界的大企業に課税を行なうことで、2020年でなら1040億ドルを得られたとし、低・中所得諸国の全ての労働者に失業手当や児童・高齢者扶養手当が十分に払える額であるとも。




アメリカのバイデン大統領も、アメリカの一定以上の富裕層への課税額を上げた事が話題になっていますが、日本でも(こういう政策こそ)アメリカに倣うべきではありませんか?

金持ち憎しではありません。いくらなんでも「極端な不平等」をただして欲しいという事に尽きます。

いくらなんでも、この現実は異常過ぎます。



iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月27日07:50

常軌を逸している。




https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1261522.html




当時、官房長官であった菅現首相が 故 翁長雄志知事に対して言った言葉が忘れられません。

『戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなかわからない』

ぶっちゃけるにしても、どうよ?ちょっと(汗)との思いでした。

かつての自民党の(首相経験者を含む)重鎮たちは、県民との合意は出来ないながらも沖縄の歴史を学び、それこそ沖縄の人たちの心に寄り添おうという姿勢があったと聞きます。(沖縄の尊敬する先輩からもそう聴いたし、自分の印象としても、橋本さんや小渕さんは彼らなりに沖縄に向き合おうとしていたようには見えました。)

今ははっきりと、そうではなくなっている。

沖縄県民に(知事にさえも)極秘のうちに、陸上自衛隊と米海兵隊が(名護市辺野古の)米軍キャンプ・シュワブに、陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」を常駐させることを合意していたという話しに耳を疑いました(!)

しかも、「彼ら」は防衛省全体の決定を経ていない-ってちょっと意味がわからないんですけど!?

この国はもはや、沖縄に寄り添うどころのレベルを超えて、もはや【文民統制】という民主主義国家の大原則を逸脱するトンデモな国になっちゃったのですか?

これはさすがに政府も怒るべきことでは?そうじゃないのなら、もはや、軍事が政治よりも優越する国家という事になってしまいませんか?

度重なる選挙でも民意は示された上に県民投票でも決着がついた意志に反して(辺野古新基地建設は拒否するという民意に反して)工事を強行した上にあろうことか県民の頭越しに自衛隊と米海兵隊が「極秘」の合意を結んで自衛隊の部隊をそこに常駐させるなど言語道断というしかありません。



写真は昨年の夏に訪れた辺野古にて。↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11620722.html





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月26日08:08

【アウトな表現】ってあると思うわけでありますよ。(しかもこれ最近の流行りなのか??)


中城村の例のネット炎上の件で、改めて考えさせられたことがありました。(正直、文字にするのも気分悪くなりそうなので、気になった方は「中城Vチューバー炎上」で検索してみて下さい。)

この件を受けて私がここで述べたい事柄は、近年特に気になっていた「みんなこういうの好きでしょ?」「好きなクラスタの皆さん!いいのがあるから寄っといで〜♪」というような雰囲気の、「作り手が熱い思いと創造的な必然性のもとに生み出して世に問いかける作品」ではなくて、マーケティングの延長上に「消費者の好み」に合わせて「こういう表現がお好きな層の皆様へ」という(中城の件は更にそれが「性的」かつ露骨なハッシュタグまでつけられて発信されたという点で〈しかも税金使ってやってるわけ?( ゚д゚)?と〉驚きを禁じ得ませんでしたが・・)そんな思惑ありありで迫ってきた点に凄く背筋が冷たくなるものを感じました。


そういえば最近、自衛隊や他の自治体でも似たような事例が話題にあがっていたっけな・・こうして身近に感じる場所での出来事で自分も強く反応いたしましたが、日本全国いまこんな感じなん??(絶句)


この「こういうの好きでしょ?」の中に明らかに「性を強調した表現」が加わると、自分もちょっと強い違和感を覚えてしまうもんですね。そして作り手の情熱や志よりも「引っ掛かりそうな特定の人たち」を踊らせてやる感が半端ないというか・・

こうした時々目にする 胸を極端に大きく描いて露出をたっぷりに描く漫画での何かのPRや、時には啓発活動のような?行為を行なう神経が私にはちょっと理解出来ないものがあるのですが、今回の場合は自治体の公式なPRなので・・これはかなり深刻だぞ(⌒-⌒; )とは思いましたけどね。(そして、先にもあげた他の自治体や官庁で話題になってたやつも、あれも税金だよな?と改めて思い返してしまいました・・)

そして更に更に言うておくと、

いくらなんでもやな・・


【わからせおじさん】はアウトだろ!?


という事。

これ、現実世界でやらかしたら犯罪じゃないのか?

公式のTwitterアカウントでは「誤解を与えて」という謝罪のされ方をしておられましたが・・

これ、誤解の余地 無いっす。

たとえバーチャルの中の話しであっても感心出来ん用語やよ??(意味を知りたい方はまたググってみてください。またもや、文字にもしたくない話しばかりやな(⌒-⌒; )背筋が凍り付きますよ・・。)それをまさか、まさか?自治体の広報の中で使用した事に対してはもう弁解の余地はないと思うのですが・・。





昔、とある漫画家さんがPTAの人たちを中心に凄いバッシングを受けた事があったけれど、あの漫画家先生の作品は(ま、きっと自分の周りの人達の間では評価や好き嫌いは別れるかもしれないとしても・・)純粋な、それも乾坤一擲の「命の宿った作品」として世に出した必然性のある まごう事なき純粋な創作物だと私は思いましたが、今問題にされているものはそれとは違い「フワッとしたマーケティングによる性の商品化の利用」それも自治体のPRとして行なうか?という点で、まるで性質が異なるものだという事は強調しておきたいと思います。(「性的表現」についての考え方、感じ方はそれぞれあろうかと思いますが、あらゆる側面から「今回の件」は駄目でしょ?と思うわけです。)

それによって心傷付く人たちがいるという視点に加えて、「こういうの好きな人いるよねぇ?」という思惑ありきの、マーケティングありきの(時にはそれが善意に基づく啓発活動だとしても)性的アピールは かなり不快にさせられるというか、

ダサくないですか?

という事は、ちょっとひとこと言っておきたくなりました。





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月25日07:58

【 廣道純のNever Give Up!!】に豆塚エリさんが出演しました!!





https://haruniy.ti-da.net/e11782716.html

↑先日の【B面談義】の記事。


アスリート廣道純さんの番組、OBSラジオの【廣道純のNever Give Up!!】に地元の読書仲間でもあります作家の豆塚エリさんがゲストで出演しました♪ヽ(´▽`)/

NHKのテレビでもあそこまで赤裸々な語りを披露してくれた豆塚さんですから、ラジオでももちろんより濃い話しが聴けましたよ(≧∀≦)しかし今回は20分弱の番組という事で、彼女の話しをたっぷり聴くには時間が足りないですね(笑)

しかし今回の番組では、怪我をした時の経緯が(先日のテレビよりも)より踏み込んで語られましたね〜。

そこから障がい当事者だからこそ見える恋愛についての話しがおふたりの会話で深く語られていきました。

そういえば、恋愛の話し自体最近リアルでもネットでも(ラジオの投稿でも・・)あんまりやんなくやっちゃったよな〜 なんて思いながら聴いていました。なんか最近はね、そういう話しをする前にブレーキをかけるようになってる気もするんですよね〜 。

しかし、豆塚さんの語りはそこに ある潔さというか、生き様が滲んでいるところがありますね〜^_^


あ、廣道さんからも「煩悩ポエムガール」の件への突っ込みがありましたね(笑)(もしや、そちらのイメージの方で全国区になる感じ???( ゚д゚) )



番組は昨日(1月23日、土曜日)の18時10分から大分の放送局OBSラジオで放送されました。radikoのタイムフリーでも聴くことが出来ますので、聴ける環境にある方は是非お聴き下さいね♪( ´ ▽ ` )ノ





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月24日09:20

小林吉樹 著【旅行記 八重山諸島・沖縄本島への旅】








https://haruniy.ti-da.net/e11589078.html

↑今回紹介するこのご著書でも触れられていた「各県の慰霊塔」の存在について。


別府市の紺ぺき出版からまさかの!?沖縄旅行記の本が出版されたと(帯も書かれている)豆塚さんから教えてもらい、早速購入、夢中になって読ませていただきました☆

著者の小林さんは沖縄には初めて足を踏み入れたとの事ですが、沖縄を知らなかったからこその選択が?特に前半は驚きを持って受け止めながら読み進みました(≧∀≦)

吉田さんに勧められたとはいえ石垣島に行った「流れで」西表と与那国まで足を伸ばそうとか、沖縄に行き慣れた人間でもまずやらないであろうことを( ゚д゚)しかもアウトドアは無縁だという人が(驚)(笑)失礼ながら、西表に入るくだりと、あと1時間くらいのスケジュールで(斎場御嶽のあとに)あろうことかひとりでガマを訪ねようとするあたりは「なんとか止めねば( ゚д゚)!」(笑)と思いながら正直読んでおりましたが(申し訳ありませんm(_ _)m)小林さんの凄いところはそんな「やめておいたほうが・・」という流れを『悉く良い展開にしてしまう!』というところが流石の旅名人!と言ったところでしょうか(^_^)

息子さんのたびたびにわたるファインプレーも素晴らしかったですね☆沖縄を愛する者のひとりとして、息子さんの「楽しみ上手」は読んでいて嬉しかったです。ピンク色の豆腐ようなんて初めて聞きましたよっ( ゚д゚)(ハンバーガーがお好きでしたら今度は是非エンダーにも行ってみてくださいね♪(*゚▽゚*) ルートビアの感想も聴いてみたいです(笑))

八重山編は波乱の連続と「旅を楽しむ事」をよく知る著者の力が発揮された展開で、後半の宜野湾編ではなんと「注目の塾の講師に会いに行く旅だって(((;゚Д゚)))))))??」凄ぇオリジナルな紀行文だぞこれ( ゚д゚)!着眼が著者ならでは目線!他ではなかなかお目にかかれない、同じものは思い浮かばない面白い紀行文になっているので、これから初めて沖縄へ行かれる人にも、逆に(身近にもたくさんいる)沖縄に毎月のように通う沖縄の常連さん・シマナイチャーの皆さんにも是非読んで欲しいと思いました。沖縄の塾の先生との対話を通して著者の頭の中で巡らせる思索の広がり・問いかけも読んでいて非常に興味深かったです。その職業ならではの視線とそこに孕む普遍性も新鮮に受け止めました。(とても真面目な、まっとーばーな著者さんなのですね^_^)

こんな沖縄の旅をしている人はなかなかいらっしゃらないと思います。

実に価値ある一冊だと思います☆





それから、

最後に掲載されておられる『〈付〉書評』のページにおいて、岡本太郎さんについて言及されておられますが、ここでの「岡本太郎と沖縄」についての視線については、率直に言って、私は異なる思いを持ちます。

私は岡本太郎の作品は好きです。沖縄では絵よりも数々の貴重な写真を撮られていて、その多くは素晴らしいものだと私も思います。しかし、ここでの(沖縄に対して岡本は)「本土への依存を指摘し、厳しい言葉を向ける。刊行当時、当の沖縄の人たちから反発があったのも当然だろう。岡本は、常に本質だけを見つめる」という部分には、すいません、正直若干の引っ掛かりを覚えてしまいましたm(_ _)m

率直にいうとそこには誤解が含まれていると考えます。

そもそも その時沖縄から岡本太郎へあげられた「怒り」というのは「厳しい指摘をされた」ことに対してではなく、神の島として知られる(↑小林さんのこの本でも触れられている)久高島での、神聖な死者の領域に踏み込んだ挙句、風葬墓の御遺体を撮影し、週刊誌に掲載するという-いくらなんでも倫理の一線を超えた所業に対してのものであり、それはご紹介の【沖縄文化論】を基にしたドキュメンタリー映画でもその経緯が描かれている有名なエピソードなのです。

それから、「本土への依存なる問題に関する議論」も県民の中で長い時間にわたって交わされ続けてきた事柄であり、別に岡本太郎独自の指摘でもなんでもないものです。

その出来事(墓の中を写真に撮り週刊誌に掲載させてしまったという重大な事件)に触れずに、そこを問わずに、【岡本太郎と沖縄】を語る事は私には出来ません。

沖縄の心を思いっきり踏みにじっておきながら沖縄の何を偉そうに-と言われても仕方がないばかりか、太郎さんはその後、県民の反応に何か誠実な態度を示したでしょうか?

あの「事件」はそこへ誘い誘導した人間が最も責任があるとは思うけれども、された方の身になってみてくださいというはなし。土地の神聖な場所を侵された島の人たちの身にもなってみてくださいというはなし。事実、あの事件によって深く傷付いたという(沖縄内外の)人たちの話しも私は聞いています。私は、この事を軽い出来事としては語れません。

私はなにも岡本太郎の見た沖縄を丸ごと否定するつもりはありません。沖縄での岡本太郎の出会いには興味深い記録が少なくないとも感じてもいます。しかし、それは『岡本太郎の見た沖縄の本質』ではあれども、

岡本太郎が見たものこそが沖縄の本質だ

と言われれば、私は「否」と答えるしかありません。

それは「太郎さんの沖縄」であり、「太郎さんの本質」ではないでしょうか。

よく、他県からいらした人たちから(これは、政治的な立場とは全く関係なくです)「沖縄のあるべき姿」とか「失われゆく沖縄」とか「沖縄の問題の核心は」などという言葉を聞くたびに、どうしても反応してしまう私がいる事も白状いたします。


正直、違和感しかない。


客観的であれ、現場での主体的な目線であれ、その人にとっての核心や本質を問う事は出来たとしても、沖縄の全てを深く把握し理解したとして、やすやすと(それはたとえ岡本太郎であれ大江健三郎であれ、どんな優れた知性であっても・・)【沖縄の本質】などそう易々と理解出来るものではないし、こうした言葉は、もう少し慎重に扱った方が良いと私は常々思ってきました。琉球の歴史と文化その全てを理解しそれを血肉として、それでもなお「わかった」などと、そうそう言えるものでしょうか。

少なくとも、本を何冊か読んで、又は一度の旅を通して「これが沖縄の本質だ」などというふうな事は私は、個人的にはね、あまりそんなふうには対して欲しくはないかな・・というふうには正直思いました。

そこはあくまで、たかだか10年そこらの時間を沖縄と共に生きてきた人間の独り言として、ここには記しておきたいと思いました。


しかしこの本そのものは素晴らしい「思索に溢れた旅エッセイ」として楽しく読ませていただきました☆ありがとうございました!






↓【岡本太郎と沖縄】についての記事はこちら。

https://haruniy.ti-da.net/e10831023.html





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月23日10:06

映画【プラスチックの海】(身近な「問題」にも引き寄せつつ・・)






http://www.beppu-bluebird.info/schedule.html



別府市のブルーバード劇場で【プラスチックの海】を鑑賞。イギリスと香港合作のドキュメンタリーです。

息を呑む美しさのシオナガスクジラの姿にうっとりしていたら、

そのそばの海中を漂う無数のゴミ(!)

その多くはプラスチックだ!

海鳥の胃袋からは234個のプラスチックが・・

温暖化による海面上昇で消滅の危機が叫ばれる島国ツバルに捨てられたプラスチックゴミの山にも衝撃が走ります。

人類はこのわずか数十年のうちに文字通り地球環境を危機におとしいれるレベルのプラスチック投棄を行ってしまいました。リサイクルに回されるのはそのうちのごくわずかな数だけ。海鳥やクジラや魚たち、多くの生命がプラスチックを飲みこんだ事で命を落とす現実。その危険は我々人類にも・・。

貧しい都市の人々はプラスチックを溶かした油を燃料にしている姿もカメラは映しますが、実は先日紹介した一冊【シリアの秘密図書館】の中でも、シリアのアサドによる兵糧攻めに遭うダラヤの街の人たちが同様の方法でプラスチック油を溶かして使用していたのです。私はこの先日読んだばかりのエピソードでプラスチックによる油作りを知ったのですが、これはとても危険な方法である事。このプラスチック油の毒素のせいで命を落とす人たちや体に変調をきたす人たちが後をたたないというのです。


人類はプラスチックに頼り過ぎだ。

そしてあまりに安易に 棄て過ぎだ!

その過ちは人間も含む地球の全ての命を脅かしているという現実を知って欲しい・・というか、自分自身がまずは反省(汗)

これまでいかに無自覚にレジ袋やプラスチック製のものたちに頼り過ぎてきたか。

あらゆるお店のレジ袋が有料化して、スタバのストローが紙製になった事の意味をようやく思い知ったか?俺!という心境でございます(⌒-⌒; )

身近なところから、プラスチック製品を出来る限り使わないように努力しながら、社会的にプラスチックのリサイクル化と少量化を図る事を話題にあげていく事。身近な地元議会にも働きかけていくのもいいかもしれませんね。

と言えば・・昨日の記事でも取り上げたこちら↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11802856.html

別府市の学校給食のセンター化の問題の中で物議を醸している事のひとつに、この給食センターになってしまった際に扱う給食用の食器が(過去に保護者の人たちが声をあげ続けて実現した)強化性の磁器からなんとプラスチック製の食器に変えさせられるっていう話しなのですよ!?

ちょっと待った!ですよ。まさに、地球環境や命よりもコストを優先ですか?と言いたい。プラスチック製の食器は傷つきやすくそんなに長くは使い続けられるとは思えないのですがそれらは全てリサイクルされるのでしょうか?まさか別府市の小学生全員分の食器が数年後には廃棄されるのではありませんか?

こんな身近なところでも「プラスチック問題」が・・と思わずにはいられませんでした。

是非、多くの人がこの映画をご覧になって、ご自身の身近な問題に引き付けて考えていただきたい-そんな映画でした。



別府市の行政の皆様が読んでいるかどうかはわかりませんが、是非この映画の中で紹介されるドイツの先進的なリサイクルの事例を是非是非参考にしていただきたく存じますm(_ _)m




iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月22日08:19

【100分で名著】にて(別府市でも進行中の)給食センター問題が取り上げられておりまして・・





https://www.nhk.or.jp/meicho/sp/index.html


今、Eテレを無くそうとする動きが(内閣官房方面から?)あるやに聞きますが、このような番組が無くなると嬉しい資本家のお仲間でしょうか(⌒-⌒; )と思わずにはおれませんでしたよ。(笑)

つまりはEテレを無くしちゃ駄目だって事だね〜(=゚ω゚)

ここ20年くらい、世の中を見詰めて肌身に感じていた事のひとつに『いま、あらゆる分野で分業化が進んでいる。全体像を理解していない「窓口の人」が増え過ぎている問題』というものがあると感じていたのですが・・150年前に既にその問題を予言していた人がいたという話し。(ちょうど今、毎月行っているとある学習会のテキストが今回のこの番組のテキストだった事から、先輩から勧められて見たのがこの「カール・マルクス編」だったわけですね〜。)やっぱり古典と呼ばれるものは馬鹿には出来ないどころか「まさに今じゃないかっ!?」という思いにさせられました。

来月このテキストで仲間と語り合うのも楽しみになりつつ、同時に問題の深刻さには暗澹たる気持ちにもなりつつ(汗)

ケインズというおじさんは、かつて「このまま生産性が上がれば労働時間は2030年頃には週に15時間位になって、労働者は時間を持て余すようになる」って・・

嘘つけ〜〜っ((((;゚Д゚)))))))

って言う他はないですよね(⌒-⌒; )

今回の番組講師、斎藤幸平さんによれば「生産力は飛躍的に伸びているのに実際には、我々はますます労働に駆り立てられている」とおっしゃっておられます。むしろ労働時間もかなりヤバいだろっ(汗)過労死や過重労働により精神を痛めてしまう人を身近にも何人も知っている。パワハラ、セクハラのニュースも絶えないじゃないか?ケインズさん?生産力上がってますけどどういう事??って聞いてみたいところですよね〜・・

仕事はますます分業化が進み、雇用する側(上からコントロールしたい側)からすればどんどん生産力は上がり、利益も上がっているはずなのに、それが労働者の給料には反映されてこない、労働者は自分の仕事の全体像を把握出来ていないし把握する必要もなく目の前の業務に追い立てられていく。例えば今全国の各地で行われてきた『地域の学校給食のセンター化』。この別府市でも、この給食センター化問題が現在進行形で進んでいるところなのですが、全国的には1960年代から進められていたという(そんなに歴史ある流れやったんかっ( ゚д゚)!)この給食センター化問題では、各地で「給食がまずくなった」「衛生管理の問題でセンターで食中毒等の料理が発生したら最後、地域全体にそれが広まってしまう」などなど非難轟々な実態の中で、「やはり各校個別の給食を」という流れになっているという事にも言及されていて、まさに今の別府市はそうした「流れ」に逆行するも甚だしいと思い至らずにはおられませんでしたよ。これまで給食室から直接子どもたちへ「手渡し」で届けられていた給食が、間に配送業務のトラックが入り(まさに分業!途中で事故や交通のトラブルが起きたらどうなるの?不安・・)更には昨年末の議会での市の答弁によれば、「食育」とやらを伝える広報!?の仕事がくっついて来て-って、それってまさに番組で取り上げられていたブルシット・ジョブじゃないの??(ちなみにセンターから遠い学校には1時間50分かかってから給食が届くって話し、しかも災害危険地域に作るか?って話しなのですよ・・。そんなんでよくもまぁ「食育」なんて言葉が使えるよね(唖然))

各学校で、給食室のおばちゃんたちが子どもたちの顔を思い浮かべながら、その学校ごとに特色ある給食を愛情を持って作るという形よりも、自治体がコストがかからなくて済むという理由を(子どもたちの健康や給食の質の高さや特色よりも)優先させて、給食も水道もあらゆる公共的な分野を民間へ「委託」するという発想には恐ろしさを覚えます。各学校の給食のおばちゃんの雇用はセンターで受け入れられるの?(仮に雇用の維持が出来たとしても学校ごとの特色は無くなるよね・・。そして出来立ての給食ではなく2時間近くたって子どもたちに届く給食って・・:(;゙゚'ω゚'): )

社会の公共的なあらゆる分野が悉く民間に委託を重ねて、細かく分業化されていく、図書館はみんなTSUTAYAになるのか?(別府市のように)美術館は既存の施設に押し込められて、アートの取り組みはほぼ民間のアーティスト任せに??

「利用する側の幸せ」ではなく、「運用する側のコストの都合」で全てが動いていく世の中。一方、大企業はますます栄えながら中傷零細企業は淘汰されていき、労働者はほとんどが非正規雇用に置き換わろうとしている、というか「なっている」!?政府のブレーンからは「クビに出来ない労働者はいらない」という言葉が出て来る始末です。

歴史の中で「そのうちこうなるぞ?」って警鐘を鳴らしていた人間は「亡霊」呼ばわりされてきました。(150年前の自虐表現・・?昔私が読んだ訳は「亡霊」でしたが、訳者によっては「妖怪」という訳もあるようですね^ ^)

今、かつて彼が残した膨大な資料を元にMEGAというプロジェクトが進行しているとの事。こういう話しを聞くとワクワクしますね〜(*゚▽゚*)今、仲間たちと「どういう順番で学んでいくか」という労働現場の先輩たちとのやり取りも楽しい日々であります。

どうか、現実が暗黒に覆われてしまう前に。



番組の方、伊集院さんの(現代の具体的出来事や体験に対応した)応答も流石だね(=゚ω゚)!




↓その学校給食センター問題を含む昨年末の別府市議会傍聴記はこちら↓↓

https://haruniy.ti-da.net/e11762689.html




iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月21日07:53

60年ぶりの再会!?






https://haruniy.ti-da.net/e11799915.html

↑先日は2回目の【沖縄式読書会】を開催いたしました。


現在は ほぼ毎週母を病院に連れて行っておるわけですが、昨日は病院の待合室にて母から強く反応が・・

「前の方に座っちょる人は私の幼馴染みの人やわぁ。何十年ぶりやろか?」

との事。何十年も前の知り合いをこんな離れた場所から見分けられるんかぃ((((;゚Д゚)))))))と驚いていたところ、その後、直接母が声をかけてみると本当に(母が言う通り)幼馴染みの友人でした。

あちらは、地元ではとある著名な人でもあったようで、母の方は遠くから一方的に認知はし続けていた模様。幼馴染みのご友人も、「え!はっちゃんなの?!」と、母のことをしっかり覚えていてくださって、それから互いの診察を挟んで、帰るまでの間話しが尽きないようでした。

最近の母にとっては病院に行く事も貴重な外出になっているのですが(昨年背骨を痛めてからは、ひとりでの外出もままならず、こちらも「安静にしちょってな!」と ついつい言ってしまうので・・)60数年ぶりに思いもよらない友人と再会出来て、話しに花が咲いて、とにかく良かったです。私も嬉しかったですね。


しかし、60数年ぶりっち、凄いね( ゚д゚)

それから、病院に行くと、周りのご高齢の患者さんの中では、病院がちょっとしたサロンと化している光景も時々見られますね(笑)(病院と銭湯は特に^ ^)




iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月20日10:19

ラジオ沖縄【ダーティービューティーのぬーそーが?】で『帰ってきたウルトラマン50周年』について語らせていただきました☆









https://haruniy.ti-da.net/e11659758.html

↑人生で最も影響を受けたテレビ番組でした。


昨日(1月15日)のラジオ沖縄、我らが人気番組【ダーティービューティーのぬーそーが?】の番組中盤のコーナー「つまみをください」にて『帰ってきたウルトラマン50周年』について語らせていただきました♪(収録は先週に電話で行いました。)

radikoのタイムフリーで聴ける方は1週間聴くことが出来ます。もしお聴きになれる環境の方はお聴き下さいませ♪(*゚▽゚*)

この〈つまみをください〉コーナーのなんとラストという事で、(最終回のエピソード)「ウルトラ五つの誓い」と「放送50周年」について語ることをメインに据えたところ、時間が(7分くらいかな・・)足りず?魅力的な怪獣達の話題や語りたいエピソードについてまでは充分に語りきれませんでした(反省)とにかく「新マン50周年」をアピールすべく語らせていただきました。

結果『帰ってきたウルトラマン』を入口にパーソナリティのおふたり、ひぃぷぅさんとミッキーさんと互いの好きなウルトラマンについて、ウルトラシリーズ全般に渡ってのトークとなっておりました☆

ひぃぷぅさんはセブンが好きで、ミッキーさんはタロウが好きだとの事ですが、おふたり共にエースのヒッポリト星人回がかなりショックで印象深かったようですね(≧∀≦)(ウルトラ兄弟まさかの全滅!?エピソード・・)ドロボンやバードンの話しも出来て嬉しかったです(*゚▽゚*)ひぃぷぅさん、ミッキーさん、ありがとうございました!!



というわけで、2021年は【帰ってきたウルトラマン50周年】の話題を推していきたいと思っております(=゚ω゚)ノ♪(あ、若い人たちには「ジャック兄さん」って言った方が通じるのか( ゚д゚)?)




↓先日の読書会では、作品ゆかりの作家さんの作品をプレゼント本としてご用意させていただきました!

https://haruniy.ti-da.net/e11799915.html




iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月19日08:22

第2回目の【沖縄式読書会】を開催いたしました!!







https://haruniy.ti-da.net/e11759479.html

↑ こちらは第1回目の【沖縄式読書会】の記事。


昨日は別府市の書肆ゲンシシャさんにて第2回目の【沖縄式読書会】を開催いたしました。

今回も前回と同じく(コロナ禍での人数制限により、これが定員いっぱいとなります)5人の参加者の皆さん(のうち おふたりが初参加☆)が集まってくださいました。マスクと手指消毒のご協力もありがとうございました。

今回の会場は青山珈琲となりの書肆ゲンシシャさん!なんとも素晴らしい夢のような空間ではありませんか!?

この『別府に位置する驚異の陳列室』(お店の「案内」より)には他県からも「このお店目当て」ではるばるいらっしゃるお客さんもいるくらい、熱烈な支持を集めるディープなスポットです。まだ、いらした事のない人は是非一度足を運ばれてみて下さいね。

(【書肆ゲンシシャ】は別府市青山町7-58-101 別府公園向かい側、青山珈琲のとなりです。定休日は水曜日と木曜日。)

沖縄式読書会は前半が参加者の読んできた一冊を。後半は参加者にプレゼントする一冊を、皆で紹介し語り合う流れとなっております。

というわけで、今回の読書会に集まった本は・・

【八本脚の蝶】二階堂奥歯

【愛という名の支配】田嶋陽子

【子どもの島 沖縄 -こどもの味方であるために-】堀川愛

【黒いマヨネーズ】吉田毅

【シリアの秘密図書館】デルフィーヌ・ミヌーイ



そして今回のプレゼントとして持ってきていただいた本がこちら。(こちらは阿弥陀籤によるプレゼント交換を行いました♪)

【ワニブタ絵本ガイドブック -国連子どもの権利条約と子どもの文化権(第31条)】Art31

【天才】石原慎太郎

【すな子へ】泉由良

【快楽主義の哲学】澁澤龍彦

【キジムナーkids】上原正三


でした!


凄んごい振り幅(笑)

田嶋陽子から石原慎太郎まで(笑)

個人的には子どもの権利条約など「子どもたちへの眼差し」のあるものが紹介された事も嬉しかったですね^_^それぞれの着眼の違いが実に豊かで濃いお話しに膨らんでくれたように思います。

さらに今回は、「読書会」がお開きになった後にもディープな本談義が続いていきましたが、終わった後の本トークもめちゃくちゃ刺激的で楽しかった(笑)

今回ご参加くださった皆さん!いっぺぇにふぇ〜でぇびる!m(_ _)m(感謝です!)



かく言う私は、澁澤龍彦 著【快楽主義の哲学】が当たりました。心して読みたいと思います(^_^)











iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月18日08:39

雑誌【世界】2月号に阿波根昌鴻さんの特集が!










https://haruniy.ti-da.net/e10656625.html

↑非暴力の人物伝【阿波根昌鴻/ マハトマ・ガンディー】の紹介はこちら☆


最も信頼を置く月刊誌、岩波書店の【世界】2月号を手に取ってびっくり(!)

なんと阿波根昌鴻さんの特集記事が組まれているではありませんかっ( ゚д゚)!

伊江島に行くと必ずと言っていい程立ち寄る場所『ヌチドゥタカラの家』を作った人。

沖縄のガンジーと呼ばれた人。



↓ヌチドゥタカラの家についての記事はこちら。

https://haruniy.ti-da.net/e6999801.html



『近隣諸国の「脅威」を言いつのり、「安保環境の変化」と言葉を重ねて、〈剣をとる〉ことをやめようとしない国家。膨張する軍備・軍事費のかげで、失われる命があり、涙と泣き声がある。
人間とは何なのだろう。
奪い取って生きることだろうか。
人間の活動が根源から問われている現在、
一つの道を示してくれる存在がある。
阿波根昌鴻(2002年、101歳で没)。
沖縄・伊江島に一農民として生き、米軍の土地強制接収に非暴力で独自の闘いを展開した。しかしそれにとどまらない。日々の生活の細部をこよなく愛し、人を助け、助けられた。
平和のうちに生きるとはどういうことか。
共に考えたい。』(本文より。)

そんな思いによる特集企画。執筆者には(ヌチドゥタカラの家を含む施設である)「わびあいの里」の理事長である謝花悦子さんも!お元気でらっしゃるようで何よりです(*゚▽゚*)以前、わびあいの里で阿波根昌鴻さんとご縁の深い運営の皆さんともお会いした事があったのですが、あの中に謝花さんもいらっしゃったのかな?と後で思った事を思い出しました。

阿波根さんも、謝花さんも、沖縄戦を生き抜いた後も続いた過酷な現実の中で、巨大な暴力と対峙しながら理性を信じ、学習を続けた姿は先日紹介したシリアの若者たちの姿がダブってきました。阿波根昌鴻さんの生き様を通して戦後の沖縄(伊江島での奪われた土地を取り戻す為の壮絶な闘い)のこと、非暴力という生き方について、何かしら感じていただけたらと、その意味について考えてみていただけたらと思いました。

そんな、是非多くの人達に読んでいただきたい【世界】2月号です!よろしくお願いいたしますm(_ _)m





iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月17日10:05

NPOの活動報告第1号が出来ました!(紙の報告が出来上がりました☆)





https://haruniy.ti-da.net/e11793826.html

↑先日は第2回目の打ち合わせを♪


NPOの活動報告が出来上がりました。

【沖縄式読書会】がここ別府市で知れ渡るように、地道に活動を続けながら、地道にその「記録」も残していきたいと思っています☆

こうした記録が出来上がる喜び。積み重なっていく喜び・醍醐味も、味わいつつ、共有していけたらと思っております。

コロナ禍がいつ落ち着くのかわかりませんが、いつか、より開いた状態で(もっと多勢の人数で、以前の仕事のように告知もバンバン打って)会を催せる日をイメージしながら、今後の展開についても思考中の日々でございます。



こちらの紙の活動報告(チラシ)は、別府市のまちなか交流館さん他、各所にも置かせていただく予定です。そして読書会の参加者の皆さんにもお配りしたいと思っております。

今後とも【NPOゴーヤーとカボス】をどうかよろしくお願いいたします!






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月16日16:07

【シリアの秘密図書館】瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々










https://haruniy.ti-da.net/e11781354.html

↑今回紹介する一冊と合わせてお勧めしたい小説がこちら。



そこでは権力に都合の悪い本は発禁にされている。

そのシリアという国においては権力者の父子の偉業を讃える本ばかりが発行を許可されているという。

この図書館の存在しない街は空爆に遭い、その瓦礫の中からは(発禁される前に購入されたものだろうか、それとも隠れて読み継がれていたのだろうか)「都合の悪い禁書」が次々と見つかる事になる。

独裁者アサドにとっては「忌まわしき禁書」かもしれないが、それらの本は若者たちに「新たな世界」を開く事になっていくのです。それまでは本など読んだことのなかった若者たち。

彼らは爆撃の合間に破壊された我が街の瓦礫から本を救い出し、政府の目の届かぬ地下に「秘密の図書館」を作り出してしまった(!)

著者のフランス人ジャーナリスト、デルフィーヌ・ミヌーイさんはインターネットを通じて「彼ら」が開けた「世界への小さな窓」から彼らの存在を発見し、彼らに取材を試みていくのです。(街の周囲はアサドの軍隊に包囲され、取材の最中も爆撃の音が止まないような、そんな危険に包囲された彼らの場所へ駆け付ける事は出来ない。そんな中で。)

瓦礫の中でアフマドが最初に手に取ったのは(それまで彼が見た事のあるプロパガンダ臭がするものではなく)英語のタイトルが書かれていた。

「自分を知ること」について言っているような本だ。

彼は震えた。

それから「彼ら」は時には素手で、時にはシャベルで、瓦礫の中から本たちを救い出した。本は1週間で6千冊に、1ヶ月後には1万5千冊が集まる事になりました。

保護する場所が必要だ。

シリアの文化遺産を守り抜かなければならない。彼らの協議の結果(暴力による包囲の前には、図書館すらなかったそのダラヤの街で)公共図書館計画が立ち上がることになったのです。

それら救い出された本たちは、丁寧に汚れを拭い、破れは修理され、仕分けし、記録して揃えられていきました。テーマ別に分類され、アルファベット順に棚いっぱいに並べられていきました。さらには、もとの持ち主の名前と番号がていねいに手で書き込まれ、「戦争が終わったら、それぞれの持ち主が取り戻せるように」したいという姿勢での公共図書館が遂に出来上がったのです。

爆撃の中で!いつ隣人(か、もしくは自分自身)が犠牲になるかもわからないそんな地獄の現実の中で、奇跡のような「秘密の図書館」が開館したのです。

『僕たちの革命は作り上げるためのもので、破壊するためのものではない』

『僕たちは泥棒じゃないし、略奪者でもない。この本はみんなダラヤの住人の持ち物だ。』

彼らがそこで手にしたものは、アラブと外国の文学、哲学、神学、科学、そしてHOPE 。そこは彼らにとって『知識の海』だったのです。



命の危機に直面する中で、極限状況に晒された中で、そんな中で【自らの「日常」】を作り出すことを彼らは実現してみせたのです。

その「日常」の中で彼らは学び、安らぎ、そして鍛えられていく事になります。


それでも、アサドの武力による弾圧は容赦なく彼らの街をじわじわと焼き尽くしていくのです。

彼らの「砦」はどうなる?

シリア内戦のこれもひとつの姿であり、テレビや新聞による報道からは見えてこない事実。彼らの姿を多くの人達に知って欲しい。

彼らのその後の顛末を。あの図書館がどうなったのかを。

シリアの政府軍に包囲された町ダラヤのことを、多くの人に知って欲しいです。







iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月15日20:13

Qアノンと大統領選。







https://haruniy.ti-da.net/e11720899.html

↑こちらのドキュメンタリー映画でも「大活躍?」な人たちのはなし。


Qというハンドルネームの人物が投稿した書き込みは全米の「極右」と呼ばれる人たちに影響を与え、今や巨大な「陰謀論」のmovementを生み出しているというはなし。

そのいわゆる『信者』の人たちとは「アメリカは、児童売春組織を運営する民主党議員やハリウッドや財政界の大物らが運営する“闇の政府”に支配されており、トランプ大統領はその闇の政府と秘密裏に戦っている」とマジで信じているというもの・・。(これを信じる人間がいるのか・・)

【Qアノン】とは現在進行形の「陰謀論」です。


先日のアメリカの連邦議会における暴動事件では、トランプ支持者の一部が窓ガラスを割って議事堂に乱入の上4人の死者までも生むという信じがたい痛ましい事件にまでエスカレートしてしまいました。アメリカで、国会にあたる議事堂の警備が防ぎきれない程の暴力行為って・・あまりにも衝撃を受けたニュースでした。

暴動のきっかけはトランプによる発言でした。権力を持った人間が自分の主張に強い支持を表明する人たちに「呼びかけ」を行なって、結果「彼ら」は連邦議会に侵入し、死者が発生する事態にまでなってしまった(!)

個人的には、それまでは正直冷めた残念な目線で眺めていた「トランプ支持者」の人たちへの見方が、「怒り」へと変わった報道でした。

その暴力に関わった中にはこの「Qアノン信者」も少なくなかったという。↓↓↓

https://www.google.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/entry/congress-riots-qanon_jp_5ff66714c5b61a92a8bf7570/


もう ええ加減にせぇよ。という思いです。

普段は「陰謀論」など相手にはしないのだけれど(反応されると喜ぶ奴っているからね(⌒-⌒; )むしろ真実か否かよりも「周りの反応に快感を覚えて」役割を演じてるような印象を持つ人間もいますからね〜。)今回ばかりは 「はしゃぐのもそこまでだ!」と言いたい。

日本にも少なからずいるというトランプ支持者の皆様は今回のトランプの振る舞いと彼らQアノン信者についてどう思っているのか?

日本にも少なからずいるというトランプ支持者の皆様は、何を思って「彼の唱える不正選挙」を今に至っても信じておられるのでしょうか?

今更言うのも馬鹿馬鹿しい思いでいっぱいなのですが、今回のアメリカ大統領選挙において大規模な不正が行われて選挙結果が覆ったなどという主張を裏付ける根拠など今に至っても出てきてはいません。

アメリカ議会ではペンス副大統領の口から、7日午前3時39分にバイデン氏と副大統領候補であったハリス氏の当選が確認されたと表明を行いました。

もう いい加減終わりにしましょう。






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月14日20:19

今必要なのは罰則じゃない!「補償」だ。







https://haruniy.ti-da.net/e11790852.html

↑先日の首相会見への思い。


写真は今朝の朝日新聞より。

政府は新型コロナウイルスへの特別措置法改正案の中で『飲食店などに営業時間の変更について権限の強い「命令」をできるようにする。違反した場合、行政罰である過料を設ける』とするとの事。

冗談ではないですよ。

飲食店が閉めたくても閉められないのは生活がかかっているからであり、閉めても店が潰れずに済むような、従業員が生活出来るだけの「補償」が追い付いていない現実で、国はそこに罰則まで加えて追い込むという地獄・・。


ここまでの菅政権の新型コロナ対策の姿勢について、小池晃議員からは「小出し、後出し、右往左往」だとの指摘がなされていましたが、まさにその通りだと言うしかありません。

補償を抜本的に強化して、その為にこそしっかりと予算措置を講じていく。国際的にも相当下位に位置するという日本のPCR検査をより広く実施して感染者と感染経路の面での把握・分析に力を入れていく-という事をせずに国民に対しては「罰則を含めた措置で自助と共助ばかりを要請」してきていませんか?罰則などを入れてしまえば(既に問題化している自粛警察など)国民の間に相互監視や密告が蔓延る危険も語られています。これまででも既に感じている社会の空気の中で心を病む人たちもいると聞きます。(実際、母親が入院した際に、他の入院されたご家族の悲痛な声も目の当たりにしました。報道では「コロナうつ」に関する話題も語られています。そのような状況に追い打ちをかけるかのような今回の「特措法」についてのニュースなのです。)

こうした政府の姿勢は本当に改めて欲しいと思いました。

こちとら自助も共助もとっくにしているのですよ。

(ワクチンの接種にはもう少しかかるようですが)今は必要な検査の拡充と生活や営業の補償をこそ よろしくお願いいたします。






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月13日14:18

別府市の今朝の景色と我が近況と。





https://haruniy.ti-da.net/e11790052.html

↑先日の記事の後、別府市内どか降りでした(汗)


こちら別府市も、先日までの凄い寒波がようやく過ぎ去ってくれたか・・寒さと天候が少しだけやわらいだかなと思いきや、山はこんな感じでした(⌒-⌒; )

これでまた山から吹き下ろす風がくると別府市は厄介なのですが、今現在はひとまず落ち着いているようです。

天候にも影響されてか、骨折後の母の状態も数日辛そうだったのが、昨日の午後からようやく気分が良くなってきたらしく(本当にわずかな変化なのですが)親子で「少し良くなったよ」と確認し合ったところでございました^ ^

とにかく、天候も体調も(コロナ禍も)少しずつ良くなる事を切に、切に願います(>人<;)






iPhoneから送信


Posted by にいさん at 2021年01月12日12:09